【菊池均】第三セクター土佐くろしお鉄道中村・宿毛線運営協議会の臨時総会が29日、四万十市役所で開かれ、来年度から5年間で10億円の基金をつくる「第4次鉄道経営助成基金造成計画」が承認された。県と沿線7市町村の首長、各議会の議長や総務常任委員長ら約40人が出席した。
総会で同鉄道の寺田敏春社長は、中村・宿毛線は年間72万人が利用する基幹的な公共交通機関であり、継続が必要と強調。12月9日に開通する四国横断自動車道(中土佐IC〜四万十町中央IC)の影響で運輸収入が7.6%減ると見込まれ、中村線の夜間の普通列車を2本減便するなどの経費削減をしても、5年間で10億7千万円が不足すると説明した。