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雪に泣く福岡・犬鳴山系 大量の倒木、山道一部閉鎖

2008年03月24日

 福岡県の宮若、古賀両市と久山町にまたがる犬鳴(いぬなき)山系が泣いている。今月4〜5日の降雪で、スギが次々に倒れてしまった。ひざ丈ほどに積もった雪の重みに耐えられなかったらしく、登山道の一部は閉鎖された。

写真

案内してくれた沢田さん。倒木に阻まれて進めなかった=福岡県宮若市犬鳴で

地図

倒木があった地域

 異状を見つけた宮若市の沢田憲孝さん(64)の案内で山に入った。幹回りが30センチはあるスギが根元から倒れ、道をふさいでいた。青い葉をつけた数百本が転がっている。幹の上部が裂けるように折れたスギもある。登山道の合流点に着いたが、その先も倒木がひどくて進めなかった。

 ボランティアで登山道を見回っている沢田さんによると、犬鳴ダム上流の渓流沿いで被害が目立つ。一帯は国有林741ヘクタールなどがあるが、国や県は被害をつかんでおらず、現地調査に入るのは4月になるという。

 犬鳴山系には年間約1万人の登山客が集まるが、地元の観光協会は2ルートを立ち入り禁止にした。沢田さんは「土砂崩れが起きれば、もっと影響が出るかもしれない」と心配している。

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