鹿児島市電が1日、運行開始から100周年を迎え、鹿児島市高麗町の交通局で記念式典があった。記念事業の一つとして運行を始める観光レトロ電車「かごでん」の第1便が、交通局を出発した。
かごでんは、大正時代から昭和30年ごろまで運行していた20形の車両をモチーフに造られた。木目調の外観で、クスノキ製のひじ掛けや薩摩切り子をイメージしたシートを備える。年末年始を除く土日祝日に1日4回運行し、ボランティアによるガイドもつく。
第1便は午前10時45分ごろ、市民や鉄道ファンに見送られながら交通局を出発した。通学に市電を使っているという上荒田町の鹿児島大学教育学部付属小学校2年、安松俊貴くん(8)は「ふだん乗っている車両とは違ってレトロなところが良かった。また乗ってみたい」。