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明治生まれ「蒸気動車」引越し 愛知、JR東海博物館へ

2009年12月7日

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写真クレーンを使って行われた蒸気動車「キハ6401」の搬出作業=7日午前、愛知県犬山市、竹谷俊之撮影写真クレーンを使って行われた蒸気動車「キハ6401」の搬出作業=7日午前、愛知県犬山市、竹谷俊之撮影

 JR東海が2011年春に名古屋港金城ふ頭に開館する「JR東海博物館(仮称)」への列車の移動が7日、始まった。今後、各地に分散している歴史的な列車を道路や鉄路、海路で運ぶ予定だ。

 移動の第1号は、博物館明治村(愛知県犬山市)に展示されていた蒸気動車「キハ6401」。明治村の休館日に合わせ、クレーンでゆっくりとトレーラーへ移した。博物館ができるまで、同社名古屋工場(名古屋市中川区)で保管する。

 蒸気動車は、明治最後の年の1912年3月に製造されたこの1台しか国内に現存していない。小さな蒸気機関車が客車に内蔵されているのが特徴で、移動のために機関車を客車から取り出した。

 全長15メートル、重さ24トン、定員80人で、戦前から戦中にかけて関西地方のローカル線や名鉄蒲郡線で使われていた。旧国鉄が1962年に「鉄道記念物」に指定し、その後JR東海に所有権が引き継がれ、明治村に貸し出されていた。

 JR東海博物館は今年8月から建設が始まった。歴代の新幹線やリニアモーターカーのほか、11月に閉園した佐久間レールパーク(浜松市)にあった歴史的な車両などが展示される予定。(山吉健太郎)

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