現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. トラベル
  4. 鉄道
  5. ニュース
  6. 記事

道路も線路もスイスイ 新型車両DMV、岐阜で実験走行

2010年3月20日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真明知鉄道岩村駅で実験走行を始めるDMV。線路では鉄輪を出して走る=岐阜県恵那市、紅谷暢章撮影

 道路と線路の両方を走ることができる新型車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」が20日、岐阜県恵那市の第三セクター「明知鉄道」で一般市民を乗せて実験走行を始めた。

 DMVはJR北海道がマイクロバスを改造し、2004年に開発した。ゴムタイヤと鉄の車輪を持っており、道路ではタイヤ、線路では鉄車輪を出して走行する。線路などの鉄道施設を新たに建設する必要がなく、車両の価格も鉄道の約6分の1の約2千万円と安いため、過疎や財政難に悩む地方の公共交通手段として期待されている。

 JR北海道はDMVの実用化を目指して各地で実証実験をしている。今回の明知鉄道は、北海道を除くと南阿蘇鉄道(熊本県)と天竜浜名湖鉄道(静岡県)などに続いて4カ所目。明知鉄道は「運行本数を増やせて、観光地や病院も回ることができる」と導入を目指しており、22日まで3日間の実験走行の試乗者130人を募集したところ、広島県や北海道などを含む1458人の応募があったという。

 DMVはこの日朝、恵那市の岩村駅の駅前広場を出発。引き込み線で鉄車輪に切り替えて明智駅へ向かい、帰りはゴムタイヤで道路を通って岩村駅に戻った。

 祖父と2人で乗車した恵那市の小学1年生堀翔太君(7)は「線路に入ると持ち上がる感じでびっくりした。ガタンガタンしてちょっと怖いけど、また乗ってみたい」と話していた。(山吉健太郎)

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内

Astand

Astand

思ひ出鉄道館

「思ひ出鉄道館」

全国各地を走る個性豊かな列車たちの写真を紹介します