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リニア沿線各県、直線ルート案に傾く 長野も反対せず

2010年6月4日

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 JR東海のリニア中央新幹線のルート選定をめぐり、沿線各県の意向が、東京―大阪間をほぼ直線で結ぶルートにまとまりつつある。リニア計画が実現可能かどうかを審議する、国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会で4日、直線ルートに反対だった長野県が判断を委員会に委ね、反対意見が出なかった。

 委員会に出席したのは長野、山梨、岐阜、神奈川の各県知事。

 長野県は約20年前から、県央の諏訪地域と県南の飯田地域にそれぞれ駅を置けるよう、南アルプスを北に迂回(うかい)するルートを主張してきた。南北に長い県内を均等に発展させる狙いだった。だがこの日、村井仁知事は「地域によって意見の違いも出てきた」と説明。特定ルートの要望を避けた。

 JR東海は、「建設費が抑えられ、利用者も多い」と直線ルートを主張。さらに、2009年には中間駅を、沿線各県に1カ所ずつしか設置しない考えを表明している。このため、直線ルートでも駅の設置が見込める飯田地域で、早期実現のため迂回ルートに批判的な声が出てきたという。

 また、山梨県の横内正明知事もこの日、「(直線ルートを)最善と考えている」と表明。同県内を通る路線の距離が短いため、用地買収の必要な土地が少なく、早期完成が可能だという。

 中央新幹線小委員会では、今後、愛知県や奈良県などからも意見を聞き、国交相に最適なルートを答申する。JR東海は、東京―名古屋間の開業目標を27年、東京―大阪間を45年としている。(信原一貴)

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