路面電車がビアホールに。豊橋鉄道は今年で18回目を迎えた夏の風物詩「納涼ビール電車」の運行を18日から始める。これに先立ち14日、試乗会があった。同社の関係者ら乗客約30人は風鈴、すだれ、花火の飾りなどが涼しげな車内で「乾杯」とジョッキを合わせ、ビールと車窓の風景を楽しんだ。
ビール電車は9月10日まで。1日2便で午後6時と8時に豊橋駅前電停を出発する。運動公園前までの往復約9.4キロを1時間20分かけて走る。料金は1人3千円。生ビール飲み放題でおつまみ弁当が付く。カラオケもある。完全予約制で15人以上での運行だが、火、木、土の午後6時発は少人数の予約客を優先している。問い合わせと予約はビール電車専用ダイヤル(0532・53・2135)へ。