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「男前」500系のぞみ、東海道で1往復に 11月から

2009年9月26日

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写真新大阪駅に入る500系「のぞみ」=大阪市淀川区、南部泰博撮影写真新大阪駅に入る500系「のぞみ」=大阪市淀川区、南部泰博撮影

 来春で東海道区間(東京―新大阪)から姿を消す見通しとなっている新幹線500系車両。現在は「のぞみ」として同区間を2往復するが、11月10日から、ついに1往復だけに減らされる。速さを追求したくさび形のスマートな車体で、「男前」とも称されてきた。「500系のぞみ」の「引退秒読み」を残念がるファンは多い。

 大型連休初日の19日、JR新大阪駅。ホームに入った東京行きの「のぞみ28号」の500系に、兵庫県宝塚市の小学3年、周川浩司君(9)がカメラを向けていた。1人で東京の親類宅へ向かうのに500系を選んだ。鉄道ファンで、「一番乗ってみたい新幹線だった」と、何度もシャッターを切った。

 500系はJR西日本が開発し、97年3月に山陽区間(新大阪―博多)でデビュー。日本初の時速300キロ営業運転を記録した。東海道区間には同年11月に乗り入れた。だが、カーブの多い東海道区間では速さを重視した性能を発揮できなかった。一方、最新のN700系はカーブを速く駆け抜けるシステムを備える。500系は東海道区間を1日7往復していた時期もあったが、昨年3月から2往復となっていた。

 500系は9編成(1編成16両)が造られた。現在は、うち5編成が山陽区間を「こだま」として走る。JR関係者によると、11月で引退する車両も「こだま」に転用される予定という。

 19日からの5連休中、JR西日本は山陽区間の「500系こだま」の車両内に、子ども向けの模擬運転台を設置するなど、今も子どもを中心に根強い人気がある。鉄道ファン歴30年という東京都内の会社員の男性(34)は「のんびり各駅停車する500系なんて……。速さを発揮できるのぞみとして走って欲しい」と惜しむ。

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