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衝撃を吸収、JR西が新車両 脱線事故教訓に開発

2010年5月17日

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写真新型車両「225系」の先頭車両の天井部分は、衝撃を吸収、緩和する構造になった=17日午前、大阪府東大阪市、小玉重隆撮影写真JR西日本の新型車両「225系」=17日午前、大阪府東大阪市、小玉重隆撮影

 JR西日本が宝塚線(福知山線)脱線事故の反省や教訓を踏まえて開発した衝突時のショックを和らげる構造を持つ新しい車両が完成し、17日、公開された。今年度中に京阪神エリアの新快速用として運行する予定だ。

 新快速用の新しい車両の導入は約15年ぶり。車両の素材は従来と同じステンレスだが、運転席周辺の前面と側面の骨組みを強化した。電車が踏切などで大型トラックなどと衝突した際、比較的強度が弱い天井部分が先につぶれることで衝撃を吸収、緩和する構造を採用。乗客への衝撃が半減するという。こうした構造を備えた車両をJR西が導入するのは初めて。約300億円かけて約230両を製造する。

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