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吉野参りに14年ぶり新型特急 近鉄、快適性を重視

2010年5月20日

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写真大阪阿部野橋―奈良・吉野間に14年ぶりに導入される近鉄の新型特急車両

 近畿日本鉄道は6月19日から、大阪阿部野橋―奈良・吉野間に新型特急車両を導入すると20日発表した。同区間では14年ぶりの新型のお目見えとなる。座席は背もたれを高くし、前後の間隔をこれまでより5センチ広げるなど快適性にこだわった。

 新たな特急は約8億円かけてまず2両編成を2組導入し、車両の更新時期に順次拡大していく。座席は全面禁煙とし、喫煙室を1カ所設けるなど分煙も強化した。2009年に大阪線(大阪上本町―伊勢中川)や奈良線(布施―近鉄奈良)に導入した車両と同じつくりという。

 吉野は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の入り口にあり観光客の人気も高い。車内の乗り心地をよくすることで、伸び悩む旅客需要を掘り起こす。(佐藤亜季)

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