JR九州の子会社ジェイアール九州商事は4日、特急「にちりん」の大分と小倉を結ぶ車両の自動販売機で、最長で昨年9月に賞味期限の切れた飲料を販売していたと発表した。同社は「健康被害の苦情はないが、申し出があれば返金する」としている。
同社によると、4日、車両内の自販機で社員が飲料を購入し、賞味期限切れに気づいた。賞味期限は「カルピスウォーター」が昨年9月、「ポカリスエット」が同10月だったほか、自販機の9種の飲料が今年3月までに期限を迎えていた。連休に限って連結して使われた車両に積まれている自販機で、今年正月に運行されて以来だったという。