現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. トラベル
  4. 鉄道
  5. ニュース
  6. 記事

さよならオレンジ電車 JR中央線の象徴に終止符

2009年3月3日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真中央快速線のオレンジ電車201系=東京都新宿区のJR新宿駅写真06年12月から導入が始まった中央快速線の新型車両E233系=東京都新宿区のJR新宿駅

 東京を東西に走るJR中央快速線(東京―高尾)のオレンジ色電車が姿を消しつつある。首都圏の多くの路線で経済的な銀色のステンレス車両が投入されるなかで、ひときわ個性が際だった鋼鉄製の単色電車。沿線の象徴として親しまれたが、来年には半世紀余りの歴史に終止符を打つ。

 JR東日本によると、オレンジ電車は57年に中央快速線に登場。ほとんどの電車が茶色だった当時、路線を区別しやすくしようと色を変えた。

 60年代には中央・総武線に黄色、山手線に黄緑色、京浜東北線に水色、常磐快速線に緑色の単色電車が走り出した。しかし80年代後半から軽くてメンテナンスも楽なステンレス車両が登場すると、徐々に姿を消した。単色電車が残る首都圏のJR線は中央快速線と京葉線だけだ。

 その中央快速線でも06年12月から銀色の新型車両が投入され、交換が進む。残るオレンジ電車は2編成のみで、その車両も三鷹―国分寺間の高架工事が終わる来年3月までに引退する予定だ。

 「中央線なヒト」などの著書があるエッセイストの三善里沙子さんは「最近、沿線を歩くとフランチャイズのチェーン店などが増え、昔の『らしさ』が薄まっていると感じる。電車が引退すると、また中央線のコアな部分が無くなっていく」と残念がる。(峯俊一平)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内
  • 中国特集へ
ここから特集記事

アサヒ・コム プレミアム

プレミアム

思ひ出鉄道館

「思ひ出鉄道館」

全国各地を走る個性豊かな列車たちの写真を紹介します