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【岐阜】DMV、明知鉄道で来春実証実験、本格導入めざす/恵那市

2009年6月18日

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 線路と道路の両方を走れる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の実証実験走行が来春3月、恵那市などが出資する第三セクター・明知鉄道の岩村―明智駅間(10.2キロ)で行われることになった。導入をめざす市は、DMVを開発したJR北海道から車両の借り受けに了解を得た。

 16日の市の発表によると、DMVは乗客の減少で厳しい経営が続く地方鉄道の活性化に役立てる車両として、JR北海道が開発。車体の前後に取り付けられた金属車輪で線路を走り、道路を走る時は車輪を上げてタイヤで走る構造だ。乗車定員は25人程度。1台約1億2千万円の明知鉄道車両に比べ、価格は約2千万円と安い。

 観光客の鉄道利用などが期待できるため、過疎路線の鉄道には導入したくなる新車両だ。近い将来の本格導入をと、明知鉄道も昨年、国に実験走行を申請していた。

 DMVはまだ実用運行されておらず、JR北海道が釧網線でまず実験した。その後、国土交通省も安全性や実用性を調べるため、補助金を出して06年度から年1カ所の実証実験を続けており、天竜浜名湖鉄道(静岡県)などに次いで明知鉄道が3カ所目。実施を見越し、市は一般会計補正予算案に事業費3千万円を計上、開会中の市議会に提案していた。

 市によると、来春の実証実験は約3日間で、1日につき4便。線路を走行後、明智駅から道路上をタイヤで走り、日本大正村を回って岩村駅へ。乗客は公募の予定だ。

 明知鉄道の社長を務める可知義明市長は「念願が実現してうれしい。話題を呼んで観光客増につなげられると思う。将来、何とか導入して走らせたい」と話している。

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