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JR埼京線、痴漢防止へ防犯カメラ設置へ 車内は全国初

2009年12月15日

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 JR東日本は、痴漢防止対策の一環として、東京都と埼玉県を結ぶ埼京線の車内に防犯カメラを導入する方針を固めた。鉄道車両内の防犯カメラは、東海道・山陽新幹線(N700系)や特急のデッキにはあるが、通勤列車の客室内への設置は全国で初めて。

 悪質化する痴漢の防止対策として、警視庁と、埼玉、神奈川、千葉の3県警が10月、首都圏の主な鉄道会社に対して防犯カメラ設置を要請していた。JR東社内にはプライバシー保護の観点から慎重論もあったが、コンビニエンスストアの防犯カメラの撮影・録画に違法性はないとした2005年3月の名古屋高裁判決なども踏まえて検討。警察側からは「映像の提供は犯罪捜査の場合に限るので、違法性はない」との見解も示され、映像の一定期間保存後の消去など厳格な運用のもとで導入する方針を固めた。

 JR東によると、試験的に、年内にも限られた車両の数カ所に高画質カメラを設置する。設置場所は網棚や天井などが候補に挙がっている。埼京線で効果があれば、設置車両を増やしたり、他路線へ拡大したりすることも検討するという。

 警視庁によると、今年1〜9月の都内の電車内での痴漢被害は1174件に上る。路線別ではJR埼京線(146件)が最多の12%を占め、JR中央線(112件)、JR総武線(84件)と続く。

 同庁が10月22〜24日にホームページで「痴漢対策で実施してもいいと思う手段」を尋ねたところ、2117人が回答。「駅構内、電車内での巡回警備」(82%)、「警察による取り締まり強化」(74%)に次いで、73%の人が「駅構内、電車内への防犯カメラの導入」と答えた。

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