「のぞみ」として最後の発車をした500系新幹線=東京駅
最後の「500系のぞみ」の写真を撮影しようとホームに集まったファンら=28日午後、JR新大阪駅
博多駅に到着した「500系のぞみ」の最終列車=28日午後5時44分、山本壮一郎撮影
世界で初めて最高時速300キロで営業運転した500系新幹線が28日、東海道区間(東京―新大阪)から引退、「のぞみ」の役割を終えた。
1997年3月に山陽区間(新大阪―博多)でデビュー。東海道区間には同年11月に乗り入れた。スマートな車体が人気だが、今後は山陽区間の「こだま」だけ残る。
各地で相次ぐ「撮り鉄」騒動に加え、チリの大地震による津波で運転中止も心配されたが、無事に博多に到着。JR関係者は「静かにラストランを飾れて安心した」。