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車内防犯カメラで痴漢半減、抑止効果大 JR埼京線

2010年4月11日

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 痴漢防止目的で客室内に防犯カメラを全国で初めて導入したJR埼京線で、導入後の今年1〜2月の痴漢摘発件数が前年同時期より6割少ない15件だったことが、警察庁のまとめで分かった。埼京線は昨年、痴漢摘発件数が首都圏のJRでトップだったが、この2カ月間でみると、中央線より少なく、防犯カメラ設置の効果とみられる。

 警察庁のまとめでは、JRの首都圏の通勤路線18路線で今年1〜2月、痴漢(強制わいせつ、ひわい行為)容疑により摘発されたのは80件。この間の最多は中央線の17件で、埼京線は2番目の15件だった。

 2009年は18路線で736件の痴漢行為があり、埼京線が173件で最多。中央線140件、総武線110件、山手線96件だった。埼京線の被害の多さから、JR東日本は昨年12月、車内に防犯カメラを試行設置。今月5日には、埼京線を走る全40編成で今年中に、被害の多い1号車(大宮側)で4台ずつと設置を拡大すると発表した。画像は鮮明で顔や服装も識別でき、一定期間は記録が保存される。後日に被害を申し出た場合も対応できるという。

 2月には、列車内の防犯カメラ付近で痴漢をしたとして、男2人が相次いで現行犯逮捕された。2人ともカメラに気づかなかったという。警察庁は「防犯カメラの存在を幅広く伝えた方が、痴漢防止に役立つ」と考えており、警視庁と首都圏3県警は私鉄などを含む16鉄道事業者と連携。新入生らが増える15〜21日を痴漢対策強化期間とし、共同でポスター掲示など初の大規模キャンペーンを行う。(五十嵐透)

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