現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. トラベル
  4. 鉄道
  5. ニュース
  6. 記事

大田区長、負担金拒否も示唆 品川―羽田ノンストップ便

2010年5月11日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 東京都大田区の松原忠義区長は11日、緊急の記者会見を開き、京浜急行電鉄が発表した品川―羽田空港間のノンストップ便を「容認できない」と抗議した。大田区は京急蒲田駅一帯の改良工事に補助金を出しており、「このままでは工事に協力することは困難だ」と述べた。

 松原区長は会見で、「(ノンストップ便が始まる)新ダイヤが強行されても、引き続き、区民をあげて蒲田停車を求めていく。我々の意見に全く耳を貸さないならば、(補助金)拠出の取りやめも考えざるをえない」と強調した。

 区は、1999年から2014年まで続く京急線の高架化事業の資金の一部を負担している。これまでに172億円を拠出し、今年度も13億8千万円を予算計上している。

 京急が7日に発表した新ダイヤでは、品川―羽田空港間をノンストップ運転する新しい「エアポート快特」が目玉。従来より所要時間が1分短縮される。

検索フォーム



朝日新聞購読のご案内

鉄道コムおすすめ情報

国鉄型が続々引退、春の新ダイヤ

200系新幹線や近畿地区の183系、東海地区の117系など、さまざまな国鉄型車両が引退する…