
地方遊説に向かうため特急「つばめ」に乗り込む鳩山一郎首相/1954(昭和29)年12月19日、東京駅第7ホームで撮影。
鉄道博物館が倉庫に保有するトレインマークの一部(鉄道博物館提供)
山手線、京浜東北線、東海道線の客車と共演する新幹線0系/1968年、東海道線東京―有楽町間で撮影。
満州国初代皇帝の溥儀を出迎える昭和天皇/1940(昭和15)年6月26日、東京駅第3ホームで撮影。
鉄道博物館などの未公開資料や朝日新聞社の秘蔵写真、そして懐かしい昭和の鉄道シーンの復刻記事を満載した「昭和の鉄道」の決定版。鉄道の旅心をいざなう読み物も充実、豪華4大付録もあるムックです。
2大巻頭特集その1は「松本清張がいざなう昭和の鉄道・追跡の旅路」です。昭和を代表する国民的作家・松本清張の名作「砂の器」「ゼロの焦点」「遭難」「点と線」に登場する全駅・全列車を、当時の時刻表にもとづいて完全再現しました。「出雲」「東海」「羽黒」「アルプス」「北陸」など懐かしい名前の列車が満載、「砂の器」に登場する亀嵩のあるJR木次線、「ゼロの焦点」に登場する今は亡き北陸鉄道能登線のルポもあります。
巻頭特集その2は、昭和初期の東京発シベリア鉄道経由欧州行き連絡列車を再現した「東京発巴里行き 大列車時代」。当時といまの写真グラフィテイーをつけています。さらに、昭和初期に発行された16枚綴り32ページの東京発ベルリン行き国際切符の「中身」を一挙公開。国境が変わるたびに1枚ずつ切符が変わり、日本語、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語等々の言語で国際色豊かに記述されています。その全区間切符をくわしい解説付きで。今大人気の鉄道博物館(さいたま市)協力の本邦初公開の切符です。
コアな鉄道ファン向けにはこのほか、「幻のSLプレート160枚大集合」など鉄道博物館の倉庫に眠る秘蔵品、秘蔵資料の数々を一挙公開。梅小路蒸気機関車館(京都市)で撮影した新幹線、東海道線、山陰線、そしてSLの4重奏のスクープ写真。昭和の食堂車レアメニュー解説に鉄道電報略号集、占領軍特別列車の幻の大路線図レリーフと時刻表も公開します。
さらに、朝日新聞が保有する記事、写真から、昭和史を彩った鉄道シーンを一挙復刻。まずフォトアーカイブ「昭和史の証人・東京駅」では、昭和天皇と来日したラストエンペラー溥儀の対面や、南方で戦死した山本五十六連合艦隊司令長官の遺骨帰還シーン、「放浪の旅」から列車で帰還した天才画家・山下清など、東京駅の貴重な歴史写真が満載。舞台となった東京駅の「乗・降車ホーム」もばっちり掲載しています。
復刻記事は、昭和7年から40年までの、週刊朝日やアサヒグラフなどの鉄道特集の記事合計10本を完全再録しました。タイトルは、「謎の死7年前」若き日の下山国鉄総裁出席座談会(週刊朝日昭和17年10月11日号)/昭和の私鉄王そろい踏み・阪急小林vs東急五島(昭和31年2月26日号)/タンボの中の”政治駅”(昭和34年12月6日号)/女だけの車両にて(昭和23年3月17日号)などで、合計32ページ。今読んでも新鮮で、同時に驚きの記事の数々です。
これだけではありません。鉄道、近代史ファンなら垂涎の4大付録もつけました。
(1)復刻「科学朝日」昭和17年10月鉄道特集号
「新幹線の父」と呼ばれた島秀雄の「蒸気機関車の基本構造」、「グラビア試験車は走る」など、日本初の総合科学雑誌「科学朝日」が昭和17年10月に発行した鉄道特集号の全32ページを表紙や広告も当時のままに完全復刻(現代版解説付)
(2)鐵道院所属線路図(欧亜連絡鐵道線路略図付)
鉄道省の前身、鉄道院が大正3年に作成したカラー図版。当時の東京発パリ行きのシベリア鉄道経由大陸連絡路線図も。
(3)食堂車御案内カード5枚綴り(原寸大)
昭和初期の食堂車連結列車で使われたキュートなご案内カードを実物大で。
(4)2011年版全国廃線カレンダー
懐かしの229路線、97列車の廃止日が一目でわかるカレンダー。毎月、懐かしい列車の写真付き。
このほか、「難易度別都心の廃線巡り入門」「大阪発夜行の時代」「栄光の貨物列車」「スクープ写真・東京駅駅長室と貴賓室の2枚の横山大観」などの記事も。今人気の鉄道擬人化マンガ、全国大学鉄道研究会名鑑、ガチンコバトル「栄光の『はやぶさ』は誰のもの?」などもあります。「東京発パリ行き鉄道省ポスター復刻版」「昭和の食堂車のカレーライス」など合計500名にあたる読者プレゼントもございます。
11月30日発売。188ページ、1680円(税込み)です。
世界でもトップレベルの日本の鉄道技術。スピードと安全を極限まで追い求める最先端の「技」は、昭和を通じ受け継がれた人の「手」に集約されていた。(11/29)
東北新幹線に「華麗」な転身を果たす「はやぶさ」。だが、この名前は、東京と九州を結んだ花形ブルートレインのものだったはず。それが、なぜ、九州新幹線ではなく、東北新幹線なのか…(11/30)
07年10月、さいたま市にオープンした鉄道博物館。約58万点の資料を蔵しているが、倉庫に眠っているものも数多い。その未公開資料のなかから特別に、昭和の鉄道史を彩った様々なグッズを公開してもらった。(12/1)
まもなく開業100年を迎える東京駅。2012年には創建当時の赤れんが駅舎が蘇る。それを前に、首都の鉄路の玄関口の実力を数字で見ると――(12/2)
最新の超特急と、昭和の風情をたっぷり残すローカル線。本州の北端で交錯する舞台が、津軽である。新幹線延伸で乗り継ぐ2本の「昭和の鉄道」を旅した。(12/3)
出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,680
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