アテネ(ギリシャ)
ギリシャ共和国は、バルカン半島南部と多くの島々からなる。国土は約13万平方キロ、人口は約1100万。ギリシャ人が98%を占め、ギリシャ語を母国語とし、ギリシャ正教を国教とする。首都はアテネ(人口約75万)。
紀元前5世紀に都市国家として最盛期を迎え、パルテノン神殿ほかの古代遺跡が残るアクロポリスなどに、当時の栄華が偲ばれる。また、アテネの南西約5キロにある港町ピレウスを経由して、古代から現在にいたるまで、広く世界とつながってきた。
ミコノス島などエーゲ海を臨むリゾート地は多くの観光客を魅了する。またアテネのアクロポリス(1987年)、デルフィの古代遺跡(1987年)、ミストラ(1989年)など、現在、16件が世界遺産に登録されている。神話と遺跡、古代と現代が融合する国だ。
【アテネ】ギリシャは首都アテネを中心に、国土の全域に貴重な歴史遺産が点在する観光国で、世界遺産に登録された遺跡や歴史的建造物は16を数える。また、“平和の祭典”オリンピックの発祥の地でもある。
アクロポリス
古典期ギリシャのシンボル
標高約160メートルの岩山の頂きに広がるアクロポリスに、最初の神殿が建設されたのは紀元前12世紀頃。以来3000有余年もの長きにわたり、聖域としてアテネの中心に位置してきた。
なかでもその中心となるパルテノン神殿は、幅約31メートル、奥行き約70メートルの大神殿で、側面に各17本、正面と背面に各8本ずつ、高さ十メートルのドーリス式の巨大列柱が立ち並ぶ。紀元前5世紀に、古典期ギリシャ随一の彫刻家フェイディアスを総指揮者として、著名な建築家、芸術家を集めて建てられたギリシャ建築の最高傑作だ。
パルテノン神殿の北側にあるのがイオニア式のエレクテイオン神殿。アッティカ芸術の傑作といわれる六体の少女柱が目を引くが、これは複製で、オリジナルはパルテノン神殿の東側にあるアクロポリス博物館に収蔵されている。この博物館には、アクロポリスの丘とその周辺で発掘された出土品が展示されている。
また、アクロポリスの丘の麓には、紀元前6世紀頃に造られたギリシャ最古のディオニュソス劇場やヘロデス・アッティクス音楽堂が往時の姿を偲ばせている。世界文化遺産。
●8時〜19時、無休、12ユーロ(約1700円、アクロポリス博物館と共通)。地下鉄アクロポリ駅から徒歩で約12分。
(写真)サロニコス湾から眺めたアテネ市街。写真/前原利行
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[アテネ]優雅で快適な元大富豪の邸宅
グランド・ブルターニュ
アテネの銀座4丁目ともいうべきシンタグマ広場に面して建つ。重厚にして格調?れるたたずまいだ。寝室のほか、次の間、玄関間があり、浴室も広い。各部屋には、盛りだくさんのフルーツやチョコレートが用意されている。階ごとのバトラー(執事)も親切で、どんな要望にも応えてくれる。元は1842年に建造された大富豪の邸宅で、1872年にホテルとしてオープンした。夜は1階のフロント脇のバーで、ゆっくりと飲むことができる。
●住所:Constitution Square
●電話:210―3330000
●料金:シングル400ユーロ〜
http://www.grandebretagne.gr
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2006年05月02日
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