ナポリ、シチリア(イタリア・4)
イタリア南部の中心地ナポリは、人口約100万。地中海の重要な港湾都市であり、また風光明媚な地として名高い。紀元前6世紀頃ギリシャ人が入植、前4世紀にローマ、8世紀頃にはビザンチン帝国、のちノルマン人、フランス、スペインに支配されながらも、海上交通の要衝として繁栄。1995年に世界文化遺産に登録。近くには、ポンペイ遺跡やカプリ島、海岸沿いのソレントなど見どころも多い。
シチリアは地中海最大の島で、人口約510万、面積約2.5万平方キロ。紀元前8世紀頃、東海岸にギリシャ人が、西海岸にはフェニキア人が植民する。ローマやビザンチンの支配、アラブ人によるイスラーム化、ノルマン人の進出などを経て、多様に混交した文化が生まれた。一八六一年にイタリアに帰属、1946年に特別自治州となる。南西部のアグリジェントなど、世界文化遺産が点在する。
【ナポリ】イタリア第3の都市ナポリは、人口約100万。紀元前6世紀頃、ギリシャ人がネアポリス(新都市)と名づけた植民市が発祥とされる。古代ローマから、ノルマン人、フランスのアンジュー家、スペインのアラゴン家など、各時代の支配者が残した史跡・建造物が多数残る。1995年、ナポリ歴史地区として世界文化遺産に登録され、観光都市としてにぎわう。明るく大らかなナポリっ子気質は、古代ギリシャの時代から変わらない。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会
ローマ時代の地下遺跡が残る
創建は6世紀頃とされ、13〜15世紀に南イタリアを支配していたアンジュー家のもと、現在見られるゴシック様式に建て替えられた。ファサード(建物の正面)は18世紀の建造。
1266年からシチリア・ナポリ王となったシャルル(カルロ)一世が興したアンジュー家の王妃カテリーナの墓碑、大祭壇や礼拝堂などが見どころ。いずれもルネサンス期に活躍した彫刻家や名工の手によるもので、とくにカテリーナの墓碑を飾るモザイクや礼拝堂の宗教画が美しい。
隣接する修道院の回廊を下りると、古代ギリシャ・ローマ時代の地下遺跡がある。広場や店舗の跡、アエラリウム(町の宝物庫)などが、ほぼ当時のままに残っている。
●9時〜17時(日曜・祝日は9時30分〜13時30分)、火曜休、2.58ユーロ(地下遺跡)。地下鉄ダンテ駅から徒歩で約15分。
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[ナポリ]ホテル・サン・フランチェスコ・アル・モンテ
高台に建つ修道院を改築
16世紀半ば建造の修道院を、美しさと歴史的価値を損なわずに、近代的な設備と快適さを加えて改築した四つ星ホテル。かつての僧坊をそのまま利用しており、窓枠や天井などにその名残をとどめている。
サンタ・ルチア港近くの高台に建つため、眺望がホテル最大の魅力となっている。ヴェスヴィオ山の雄姿と南のソレント半島を背景にしたナポリ市街のパノラマを、全四四室のどの部屋からも楽しむことができる。
●住所:Corso Vittorio Emanuele,328,Napoli
●電話:081―4239111
●料金:ダブル185ユーロ〜(1人分)
http://www.hotelsanfrancesco.it/jap/(日本語)
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2006年06月08日
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