今シーズンは各地でヒラメが絶好調。「史上最高」と言っても言い過ぎではないほどの好釣果があがっている。
夏場からずっと釣れ続いている銚子、飯岡、片貝沖などの外房北部エリアや、10月の開幕から好ダッシュを見せる太東、大原、御宿沖など外房南部エリア、それに加え11月から県南部の一部ポイントが解禁した茨城エリアなど、いたるところで「コレがヒラメの釣果?」と疑いたくなるような、爆発的な釣れっぷりを見せている。
普通、ひとり5枚も釣れれば「好釣果」といわれるのがヒラメ釣りだが、今年は各地でトップ10枚オーバーの釣果が連発、20枚オーバーも決して珍しくないというほどの食いっぷりなのだ。
このチャンスにヒラメ釣りに行かない手はないぞ!!
11月1日、茨城県南部の一部ポイントが解禁し鹿島港などから、このヒラメを狙って乗合船が出船を開始した。鹿島港「第二十五作田丸」は、1日からヒラメ狙いで出船し絶好調が続く。
解禁初日の1日は、一投目から入れ食い状態で、なんとトップ20枚! その後も連日トップ15〜18枚前後という爆釣が続いている。
「今年はヒラメの数がずごく多いですね。どこにでもいるって感じ!」と話すのは「第二十五作田丸」作田一美船長。 「作田丸」は釣り座による有利不利が少ない『横流し』という船の流し方で狙っているので、比較的、船中全員に均等にアタリがやってくることが多い。そのため、ヒラメ釣りではつきものの『ボウズ』もほとんどなく、スソでも5〜8枚前後と、普通ならトップ釣果になりそうな数を釣っている。
今なら、だれにでも数釣りができる、といっても言い過ぎではないかも…。
銚子外川沖も絶好調。例年6月に解禁し、翌3月までと釣期が長い外川沖だが、今年は解禁からここまで、ずーっと釣れ続いている。
外川沖にヒラメ狙いで出船している、外川「福田丸」福田稔船長は、「今まで、こんなにヒラメが釣れた年はないですよ!」と話す。解禁直後の夏場には、ひとり二桁釣果など荒食いすることはあるというが、今年は秋までずーっとその状態が続いており、このまま冬に突入しそうな勢いだ。
10月中には、トップの釣果が二桁を超えた日が、なんと15回。単純に計算して月の半分、2日1回は二桁釣果ということになる。
「ちょっと、想像がつかないくらいの数がいると思いますよ」と船長。
しかも、数釣れるだけでなく型がいいのが今季の外川沖の特徴。連日3〜5kg前後の大型がまじっているほか、8〜9kg前後の超大物もコンスタントに姿を見せている。
「数釣れてはいますが、今は逆に数狙いではなく型狙いを心がけています。大型が潜んでいる根周り中心に狙っています」と福田船長。
大型を狙いながらもぽつぽつアタって数釣りができそうだ。
外房のヒラメ釣りのメッカ、大原沖も10月の解禁から好調。大原港は、船数が多いうえ、大型船が多いので、ビギナーからベテランまで多くのヒラメファンが集まる。
大型船でヒラメ乗合に出船している「初栄丸」勝見雅一船長は、「今年は、ここ最近で一番食いはいいですね」と、こちらも太鼓判。
「トップ10枚前後の日が多くて、しかもみなさんあまり釣果に差がない。みんなに平均して数釣れています」。
「初栄丸」も基本的に横流しで狙うため、船中平均的に釣れるのだ。
今のところ型は3kgまでのサイズが多く、4kgオーバーが少ないということだが、大原沖は例年これからイワシの回遊が見られ、そうなるとドカン! と大型が食ってくることが多くなる。こちらも、数&型の期待十分だ。
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沖釣り専門誌 隔週刊「つり丸」編集長。1968年、神奈川県生まれ。
子供の頃の川の雑魚釣りから始まり、バス、トラウト、堤防釣りなどいろいろな釣りを細く長く楽しんでいるうちに、いつの間にか沖釣り雑誌の編集者に。釣った魚の料理を肴に酒(特にビール)を飲むのが最大のヨロコビ。