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福島県川俣町が先月末、長さ24.24メートルの「世界一長い焼き鳥」作りに成功した。50人の参加者が川俣シャモ約25キロを使い、見事世界記録を実現。5度目の王座に返り咲いた。今後はこの争いが文字通り世界を股にかけることになるかもしれない。
と言うのも、世界記録達成に必要なのが長い竹串。記録を公認する「全国やきとり連絡協議会」の規定で串は1本の竹と限定しているため、鳥肉よりも、長い串を作る竹探しが重要になっている。
今回の記録挑戦に当たり、川俣町は全国の自治体を調査し、「過去25メートルの竹が3本出た」という鹿児島県姶良町に古川道郎町長らが8月上旬に出向き、竹を探した。しかし、3日間の日程の中で見つからず、帰郷後「意地でも」と再度独自で探してくれた姶良町から24メートルを超える竹が1本届いて挑戦が実現した。
04年に10メートルでスタートした世界王座争いも年々、レベルが上がり、昨年は山口県長門市が23.42メートルを記録。今年のシャモ祭り直前には高松市香川町も23.68メートルを出した。それも条件に合う竹串があってこそ、出来る記録だ。
長門市への挑戦状で「この争いに終止符を打つ」と宣言した古川町長は「今回の世界記録は姶良町のお陰で達成できたようなもの。国内でこの記録を破る長さの竹を探すのは大変だ。もしも、今度、世界王座を奪われたら、次は海外で探さないといけないかも知れない」と話している。(竹園隆浩)