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若田さん、地球に無事帰還 宇宙滞在137日

2009年8月1日

写真若田光一さんらを乗せ帰還したスペースシャトル・エンデバー=31日午前10時48分、米フロリダ州のケネディ宇宙センター、飯塚悟撮影

写真エンデバーの無事帰還を喜ぶ人たち=31日、米フロリダ州のケネディ宇宙センター、東山正宜撮影

 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=勝田敏彦、東山正宜】約4カ月半の宇宙長期滞在をしてきた若田光一さん(46)ら乗組員7人を乗せた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバーは、米東部時間31日午前10時48分(日本時間同日午後11時48分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに無事帰還した。日本の有人宇宙施設「きぼう」も完成し、日本は新たな「宇宙利用時代」に入った。

 エンデバーは同日午前10時前、地球周回軌道を離脱。フロリダ半島に南から接近し、滑走路に滑り込んだ。マーク・ポランスキー船長(53)は地上との交信で「みんなありがとう。帰ってきました」と報告。宇宙航空研究開発機構の医師が若田さんと会い、「若田さんは元気だ」と同機構東京事務所に連絡した。

 若田さんは1日に、ふだん訓練を受けているテキサス州ヒューストンに移動し、歓迎式典に出席する予定。その後、長期の宇宙滞在で衰えた筋肉の回復や地上の環境に慣れるため、約1カ月半のリハビリテーションを受ける。

 若田さんは今回の長期滞在中、土井隆雄さん(54)、星出彰彦さん(40)らが建設に携わった「きぼう」の船内でさまざまな科学実験を行う一方、国際宇宙ステーション(ISS)の運用・維持にも従事した。また、エンデバーがISSに運んできた「きぼう」の船外実験プラットホームを、ロボットアームを操作して設置、約20年かけて設計・建設してきた「きぼう」を完成させた。

 若田さんの当初の宇宙滞在予定は3カ月だった。だが、エンデバーの打ち上げが約1カ月延び、宇宙滞在は最終的に「137日と15時間」となった。若田さんは96年、00年にもシャトルに搭乗しているが、いずれも宇宙滞在は10日程度だった。

 日本人は今年12月に野口聡一さん(44)、11年春に古川聡さん(45)が各6カ月間のISS滞在を予定している。

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