橋下知事、上海到着 初の海外出張 万博予定地視察へ2008年03月27日 大阪府の橋下徹知事が27日夜、初の海外出張先となる中国・上海に到着した。28日には10年5月に開会する上海万博の予定地を視察する。府は大阪市と「環境先進都市・水都大阪の挑戦」をテーマに出展し、中国からの観光客増による経済効果を見込む。ただ、協力を呼びかけている在阪企業の反応は鈍く、橋下知事の「トップセールス」がカギを握りそうだ。 「水と環境をテーマに、大阪を世界にアピールするということが明確になれば企業も応援してくれる」。25日の記者会見で橋下知事は、自らが先頭に立って企業の理解を得る考えを示した。 上海万博には日本を含む約200カ国が参加を表明し、目標来場者数は7000万人を見込む。府と市では、中之島や道頓堀などの親水空間や浸水対策のための下水道幹線「なにわ大放水路」などを大画面映像で紹介することを検討している。 万博出展の狙いは中国人観光客だ。府の試算では、07年度に来阪した外国人旅行客は約200万人で経済効果は約2800億円。韓国人観光客(約60万人)とともに中国人観光客(約40万人)への期待は大きい。 ただ、今のところ出展希望の企業が少ないのが頭痛の種だ。数億円の出展費用は府と市、協力企業などで分担するため、企業の資金を集めたいのが府の本音だ。昨年9月にJR西日本やシャープなど約40社を招いて説明会を開催したが、企業側は「すでに日本館への協賛を決めているので」(松下電器産業)。 一方で橋下知事の就任で企業からの問い合わせも増えているという。出展を決めた精密機器メーカーのフジキンは「技術力を世界にアピールできる最高の場」(広報部)と期待している。 中国関連ニュース
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