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発生3日目、救出リミット迫る 病院、ベッドわずか

2008年5月14日13時18分

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 【綿陽(中国四川省)=奥寺淳】地震発生から3日目。生き埋めになった人の生存率の分岐点となる「発生から48時間から72時間」が迫る。1万8千人あまりが生き埋めになっているとされる綿陽では、ようやく救出された負傷者たちが病院に押し寄せている。その一つ、綿陽中心病院はベッドがほとんどなく、数千人のけが人は廊下やトイレの前など、身を置けるあらゆる場所に横たえられている。

 「生存者はまだもうしばらくがんばれる。今はまだあきらめる時ではない」。中国民政省の救援局長はそう述べたが、救出の知らせは少ない。

 同病院には13日夜から14日未明にかけて、約100キロ離れた山間部で生き埋めになったという小学校の児童ら多数が運ばれてきた。足がつぶれ、頭部から血を流していた7歳の女子児童の母親によると、4階建ての校舎が崩れ落ち、800人いた児童のうち600人ががれきの下敷きになって亡くなったという。山間部では道路が土砂に埋まって往来が寸断され、被害が拡大しているという。

 交通運輸省によると、震源地付近は、断続的に降り続く雨で地盤がゆるみ、各地でがけ崩れや土砂崩れが発生し、幹線道路が寸断されている。救援に使うヘルメットや手袋、作業靴が不足しており、救援隊員らは素手で崩れたがれきや石などを取り除いている状態だ。


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