2005年04月28日14時29分のアサヒ・コム
検索使い方
キーワード入力

メインメニューをとばして、本文エリアへ朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップWebUD障害

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ > ドイツ年特集 > 「Moin!」ハンブルクからのトップ

ハンブルクでの生活満喫 スシボンバー高原選手

2005年04月27日

写真

ドイツ第2の都市、ハンブルクは北ドイツにあり、「水の都」とも呼ばれ、若者に人気の街だ=写真はともに内田写す

写真

高原選手の所属するHSVのサポーター。地元のスタジアムには熱狂的なファンが訪れる

 ドイツ、ハンブルクときたら、連想ゲームで、次に思い浮かぶのは、港?「飾り窓」?。

 いえ、今ならサッカーのドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのハンブルガーSV(シュポルト・フェライン)に所属する、スキンヘッドのゴールゲッター高原直泰選手でしょう。

 移籍3年目の高原選手は、ドイツでどんな生活をしているのでしょうか。

 地元ファン向けの公式サイト(http://www.takahara.de/)から探ってみると、好きな飲み物はリンゴジュースを炭酸水で割った「アプフェルショーレ」、愛車は、四輪駆動でアウトバーンも快適に走行できる「アウディA4クワトロ」。「グーテン・モルゲン(おはよう)」から始めたドイツ語学習も、忙しい中続けていて、テレビを見ながら、聞き取りに励んでいるといいます。家事も自分でこなし、カレーライスが得意。タトゥーを入れてみたいという願望もあるみたいで、これはちょっと驚きでした。

 ウェブマガジン「エキサイトイズム」の69号(2月21日付「やっぱり、ドイツは侮れない」)では、高原選手がハンブルクの街を紹介している。「スシボンバー(すし爆弾)」とメディアから呼ばれることの多い高原選手、でも、日本を離れて一番恋しくなる料理は、寿司より焼肉だという。お気に入りの店は、地下鉄U2のオースターシュトラーセ駅近くの韓国料理店「キムチ」。

 このレストランは中心街からは結構離れた所、なんと私の家の近くだ。韓国料理店なのに「スシバー」と銘打っているので、個人的には敬遠していたレストランだった。高原選手がこんなところにまで食べに来るなら、ちょっとのぞいてみてもいいかも。確かに、最近のスシブームで日本食レストランがあちこちにできているハンブルクでも、韓国料理店となると意外に少ない。今度、好物のビビンバが食べたくなったら、利用させてもらうことにしよう。

 なんとなく、最新ファッションとは遠い感じのする高原選手(ごめんなさい)だが、ファッションチェックに行くのは、セレクトショップの「トーマス・イー・プンクト」だ。この店は、中央駅から市庁舎へ続く目抜き通り、メンケベルクシュトラーセ沿い、ひときわ目立つ1911年に建てられた美しい建物の中にある。オランダ・ルネサンス様式という外観に負けないおしゃれな品揃えが自慢で、日本発のブランドや限定版のスニーカーなども手に入る。ドイツにしては店員もかなりフレンドリーで、さすがの「お勧めショップ」だ。

 さて、「スシボンバー」というニックネーム、高原選手は「別にどうでもいい」(公式サイトから)と思っているらしい。でも、現地メディアは面白おかしく書き立てている。

 昨年11月の不調だった時期には、大衆紙ビルトによって、寿司よりも鮮度の落ちる「魚のフライ(フィッシュシュテープヒェン)」に格下げされた。一転、2月5日のニュルンベルク戦で2得点を挙げた時は、「スシではなくクリームだ」との大見出しが地元ハンブルガー・モルゲンポストの紙面を飾った。これは、甘い物が大好きなドイツ人からすると、大称賛となる。

 今月始めのホームでのブレーメン戦は、チケット5万5500枚が10日前に完売するという注目の一戦だったが、HSVは1―2で敗戦。しかし、高原選手については、観戦に来ていたブレーメンファンからも「悪くない(ニヒト・シュレヒト)」とのコメントが聞かれた。

 「悪くない」って、ドイツ人にとってはほめ言葉なんです(ひねくれてますね)。

 高原選手について地元の知人に聞いてみたところ、「謙虚なイメージ」「好感が持てる」などの回答があった。またそれゆえか、「正直あまり印象がない」とした人もいた。

 おもしろかったのは、無人のゴールへのシュートを外したビーレフェルト戦を指摘した人がいたこと。もう2年前の出来事になるが、実は高原選手自身も「最も恥ずかった瞬間」と告白している試合で、かなりインパクトが強かったに違いない。

 スタジアムなどで、HSVファンが日本人である私を見ると、うなずくようにほほ笑んでくれたり、手にしているビールをひょいっと上げ、乾杯するそぶりをみせてくれることがある。私にとってはこれが一番、高原選手がファンに温かくサポートされていることを実感できる瞬間だ。


プロフィールプロフィール

プロフィール

内田 由起子(うちだ・ゆきこ)

 東京外国語大学ドイツ語学科卒業。在学中、卒業後とドイツを行ったり来たりしながら語学の勉強を続ける。02年から2年間、英語ニュースの翻訳に携わり、ジャーナリズムの世界に興味を持つ。渡独後も、メディア関係の活動を模索中。04年1月からハンブルク在住。

関連情報

ベルリンの至宝展
ドイツ映画祭
シュツットガルト歌劇場
ここからドイツ年主要イベント一覧です

ドイツ年主要イベント(予定)

 2005年
  • 10月〜06年5月
    「ドイツ写真の現在」展(東京・京都ほか)
 2006年
ドイツ年主要イベント
ルフトハンザ ドイツ航空からのお知らせ
ここから広告です
広告終わり ここから広告です
広告終わり ここから広告です
広告終わり
▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.