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日本代表

日本惨敗、優勝逃す サッカー東アジア選手権

2010年2月15日10時48分

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写真:後半25分、韓国に3点目のゴールを許し、険しい表情を見せるGK楢崎(中央)=越田省吾撮影後半25分、韓国に3点目のゴールを許し、険しい表情を見せるGK楢崎(中央)=越田省吾撮影

(14日、韓国3―1日本)

 日本の選手からは攻める意志が伝わってこなかった。立ち上がり、後ろで球を回しても前の選手が走らない。位置取りを変えたり緩急をつけたり、守備に穴を開ける仕掛けがない。PKでもらった先制点はPKで帳消しに。闘莉王は無駄な反則で退場。リードを許してハーフタイム。控室に引き揚げる選手は我を失ったように、誰も問題点を話し合おうとしない。

 後半も劣勢は跳ね返せず。試合終了。ベンチに座る岡田監督は深くうつむいた。選手はただうなだれた。毎度のブーイングを浴びた。

 W杯に向けたベースアップと東アジア選手権優勝。1月の鹿児島合宿から21日間にわたる活動の目標は果たされず終わった。「必須科目(戦術の習得)は終わった。選手の判断力と応用力を養う選択科目の段階に入る」という岡田監督の目算が、間違いの始まりだったと思う。

 「テンポ良く攻める日本らしい攻撃」との理想は掲げたが、昨年のように細かな狙いを授けはしなかった。練習で「アイデアを出せ」と繰り返しても成果は乏しい。香港戦も選手の判断では流れを変えられなかった。監督は選手の成熟度を見誤っていた。

 こんな結果を招いた責任について記者会見で聞いた。「我々は前に進むしかない」「選手がついてくる限り投げ出さない」と岡田監督は答えた。「大幅にチームづくりを見直すことはない」とも。

 ただ現状を見れば、手取り足取り選手を導かなければ進歩はない。その引き出しが監督になければW杯で勝利は望めない。(中川文如)

 日本・岡田監督 「韓国のロングボールを跳ね返した後、パスをつなぐ意識が強すぎた。鹿児島合宿から今大会まで、予想よりチームづくりが1週間ほど遅れた。色々な意味でチームに緩みが出ていたのも事実。(進退について)勝とうが負けようが、判断の権限は日本協会にある」

■中沢、代表100試合目飾れず

 井原正巳、川口能活に次ぐ史上3人目の代表通算100試合出場を果たした中沢だが「すごく悔しいです」。

 とくに2点目は自分の前にいた相手との間合いを詰め切れずシュートを打たれ、自分の体に当たって球がゴールに吸い込まれた。同じく目の前で失点した昨年9月のオランダ戦であげていた「あと半歩寄せる努力」という課題を、再び突きつけられた。

 またセンターバックを組んだ闘莉王との連係不足も浮かび上がった失点でもあった。中沢のすぐ右隣にいた闘莉王は、いったん球に向かっていこうとしたがとどまった。2人の連係が取れていれば、どちらかが厳しく寄せ、どちらかがカバーするという守備の基本で防げたかもしれない。

 「こういう結果が早めに出てよかった」と中沢。W杯まで残り4カ月で修正が求められる。

■闘莉王一発退場、競り合いで反則

 闘莉王は前半41分に一発退場となった。ボールがない場所での競り合いで相手を足で引っかけて倒してしまい、1点を追う場面で痛恨の反則。試合後は無言のまま競技場を去った。代わりに入った岩政は国際Aマッチ2試合目の出場で、「まだまだ足りない部分があった。もうちょっと詰め切れていない」。守備陣は後半、決定的となる3点目を奪われた。

■遠藤、先制PK

 日本の挙げた唯一の得点は遠藤のPKだった。前半23分、右に飛んだ相手GKの動きを読み切り、がら空きのゴール左へけり込んだ。JリーグではPKで現役最多の21点を挙げている「PK職人」らしい冷静さを見せたが、試合後は「球際の強さで相手に負けていた。世界ではあれくらい普通。全員ぶっ倒すみたいな気持ちでやらないと」と感情をあらわにした。

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得点ランキング

  1. 1位 (総得点5)
    選手名
    フォルラン (ウルグアイ・31歳 内訳:左足1、右足4、ヘディング0)
    スナイデル (オランダ・26歳 内訳:左足1、右足3、ヘディング1)
    ビリャ (スペイン・28歳 内訳:左足1、右足4、ヘディング0)
    ミュラー (ドイツ・20歳 内訳:左足0、右足4、ヘディング1)
  2. 5位 (総得点4)
    選手名
    クローゼ (ドイツ・32歳 内訳:左足0、右足3、ヘディング1)
    イグアイン (アルゼンチン・22歳 内訳:左足2、右足0、ヘディング2)
    ビテク (スロバキア・28歳 内訳:左足0、右足3、ヘディング1)

7月11日現在

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