サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は29日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で決勝トーナメント1回戦の日本(世界ランク45位)―パラグアイ(31位)があり、0―0のまま延長戦でも決着がつかず、今大会初のPK戦になり、3―5で日本が敗れ、初めての準々決勝進出はならなかった。
スコア速報はこちら日本は、本田を1トップに置く1次リーグ3試合と同じ先発メンバーで臨んだ。
初シュートは大久保。前半1分、ペナルティーエリアの外から狙った。最初のピンチは20分。至近距離でシュートを浴びたが、川島が好セーブを見せた。22分に松井がミドルシュート。40分には本田もミドルを狙うなどしたが、パラグアイのペースだった。
後半も球は支配された。6、11分とゴール前へ迫られたが、闘莉王と中沢がそれぞれ体を投げ出して防いだ。最初の交代は20分、松井に代えて岡崎が出場。36分には、中村憲が阿部の代わりに入った。本田がロスタイムに警告を受けた。
15分ハーフの延長戦。前半を無得点で折り返すと、後半1分に玉田を投入。0―0でPK戦へ突入した。PK戦で後攻の日本は1人目遠藤、2人目長谷部、4人目本田が成功したが、3人目の駒野が失敗。パラグアイの5人全員にしっかり決められて、3―5で敗れた。
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▽交代 【パ】アエドバルデス(後15分、ベニテス)E・バレト(後30分、オルティゴサ)カルドソ(延前4分、サンタクルス)【日】岡崎=清(後20分、松井)中村憲=川(後36分、阿部)玉田=名(延後1分、大久保)
▽警告 【パ】リベロス【日】松井、長友、本田、遠藤
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0 | ― | 1 |
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7月11日現在