現在位置:
  1. asahi.com
  2. サッカーワールドカップ
  3. ニュース・トピックス
  4. ニュース

W杯惨敗フランス、政治問題に発展 大統領自ら改革へ

2010年6月25日4時20分

印刷印刷用画面を開く

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【パリ=稲田信司】サッカーのW杯南アフリカ大会で内紛の末に惨敗したフランス代表が24日、帰国した。排外的な与党議員有志らが、移民社会出身の選手らの再教育を求める趣旨の要望書を政府あてに提出。大のサッカーファンというサルコジ大統領はといえば怒り心頭の様子で、自ら代表の再生に乗り出した。

 フランス代表への風当たりが強まるきっかけとなったのは17日のメキシコ戦。FWアネルカ選手が休憩中にドメネク監督を侮辱する暴言をはいたとして、仏サッカー連盟が同選手をチームから追放した。この処分に抗議するため、選手らが練習をボイコットする騒ぎとなった。連盟の幹部は、内紛に嫌気がさしたとして辞意を表明した。

 サルコジ氏は一連の騒ぎについて仏メディアに「事実ならば許されない行為だ」と述べ、現地入りしていたバシュロ・スポーツ相に監督、選手らの聞き取りを指示。練習は再開されたが、22日の南ア戦では選手1人が反則で退場し、敗れた。試合後、ドメネク監督が南ア監督との握手を拒否する一幕もあった。

 フランスは1998年大会で優勝、2006年の前回大会では準優勝したが、今回は1勝もできず、決勝トーナメント進出も逃した。23日付のスポーツ紙レキップは1面で「世界の終わり」と酷評した。

 右派与党の民衆運動連合(UMP)の有志議員13人は23日、「もうたくさんだ」と題する要望書を政府に提出。国歌斉唱や祖国への忠誠など代表選手の義務を定めた憲章をつくり、選手全員に守らせるよう求めた。リベラシオン紙によると、UMP議員の中には、アネルカ選手ら移民社会出身者を「社会のクズ」とさげすむ人もいたという。

 一方、テレビで南ア戦を観戦したとされるサルコジ氏は23日の閣議で、仏サッカー界の運営について懸念を表明。夕方には、大統領府にフィヨン首相をはじめ関係閣僚を呼びつけ、サッカー界を再生させるための大規模な会議を10月に開催することを決めた。

 サルコジ氏は24日、援助問題に取り組む国際NGOとの面談を取りやめ、代表のまとめ役として期待されていたFWアンリ選手を大統領府に招き、惨敗の背景について意見を交わした。選手側は惨敗の責任をとり、サッカー連盟から支払われることになっていたボーナス計500万ユーロ(約5億5千万円)を受け取らないとしている。

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

得点ランキング

  1. 1位 (総得点5)
    選手名
    フォルラン (ウルグアイ・31歳 内訳:左足1、右足4、ヘディング0)
    スナイデル (オランダ・26歳 内訳:左足1、右足3、ヘディング1)
    ビリャ (スペイン・28歳 内訳:左足1、右足4、ヘディング0)
    ミュラー (ドイツ・20歳 内訳:左足0、右足4、ヘディング1)
  2. 5位 (総得点4)
    選手名
    クローゼ (ドイツ・32歳 内訳:左足0、右足3、ヘディング1)
    イグアイン (アルゼンチン・22歳 内訳:左足2、右足0、ヘディング2)
    ビテク (スロバキア・28歳 内訳:左足0、右足3、ヘディング1)

7月11日現在

注目情報・チーム・選手

記事を見て、つぶやいて

朝日イベントプラス