

BVLGARI × 安藤忠雄限定160本のコラボレーションウォッチOcto Finissimo Tadao Ando Limited Edition
Introduction
ウォッチメイキングの頂点を目指して
世界的なアーキテクト安藤忠雄氏と、ブルガリがコラボレートした第2弾『オクト フィニッシモ 安藤忠雄 限定モデル』が、WATCHES&WONDERS GENEVE 2021でヴェールを脱いだ。前作を踏まえつつ、新たな意匠、新たなメッセージが、このモデルに加えられた。
ベースとなっているのは、ブルガリとして3つ目の世界最薄記録モデルとして登場した『オクト フィニッシモ オートマティック』である。ケース厚5.15㎜は、2017年の発表当時の自動巻きモデルのワールドレコード。搭載されたキャリバーBVL138のムーブ厚2.23㎜は、今なお世界最薄記録であり続けている。

ブルガリは2014年の手巻トゥールビヨン世界最薄記録を皮切りに、次々と世界最薄モデルを誕生させ、先日開催されたWATCHES&WONDERS GENEVE 2021での世界最薄パーペチュアルカレンダーの発表まで、実に7つもの世界最薄記録を樹立し、時計製造の実力を世に示してきた。 20世紀から21世紀へと時代が移る頃から、ムーブメント、文字盤、ケース、ブレスレットなどのファクトリーの垂直統合を進め、2010年に「ウォッチメーカー宣言」を発出するなど、時計製造への意欲的な取り組みが大きな成果を生んできた。
そんな流れの中、2012年に『オクト』が誕生する。ブルガリのルーツというべきローマの建築からのインスピレーションにより、オクタゴン(八角形)とラウンドを組み合わせたケースに110ものファセットを備えた、構築的かつエレガントなこの時計は、たちまちアイコニック・コレクションへと成長を遂げることになる。
安藤 忠雄 Tadao Ando
建築家。大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。コンクリートとガラスを基調とし、そこに光をクリエイティブに組み合わせ、絶対的な純度や本質を追求した建築物で、世界的な評価を得る。代表作にアメリカテキサス州の『フォートワース現代美術館』、大阪の『光の教会』、東京の『21_21 DESIGN SIGHT』などがある。93年日本芸術院賞、95年プリツカー賞、96年高松宮殿下記念世界文化賞、2010年文化勲章など、数々の賞に輝く。イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授を歴任。97年より東京大学教授、03年より名誉教授。
Background
アーキテクト安藤忠雄氏とのコラボレーション
そんなブルガリと、建築家・安藤忠雄氏とのコラボレーションが初めて実現したのは、2019年の暮れも近づいた頃だった。
「建築」を共通言語に、“Bello Benfatto”(美しいもの、巧みに作られたもの)への称賛や、卓越性を追求し、伝統性をリスペクトするスタンスなど、両者は多くの部分で響き合い、その共同制作の成果として『安藤忠雄×ブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック』と『安藤忠雄×ブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック トゥールビヨン』の2モデルが発表された。
前者はサンドブラスト仕上げのチタン製ケースで、限定200本。後者はカーボン製ケースで、限定8本。両モデルとも文字盤には、ブラックホールをテーマに、波紋のような螺旋の渦が広がっていた。安藤忠雄氏のコメントによれば「集中から拡散への、時を超える、無限、永遠性」が、そこに表現されていた。
Concept
希望を見出だせる時計を創造する
WATCHES&WONDERS 2021に於いて、その第2弾となる『オクト フィニッシモ 安藤忠雄 限定モデル』が発表された。
サンドブラスト加工が施されたブラックセラミック製ケースに、世界最薄の自動巻キャリバーBVL138を搭載。夜空を彷彿させる深いブルーのラッカー仕上げによる文字盤上には、第一弾のモデルと同様、7時位置のスモールセコンドの付け根から、螺旋状の同心円が無限の広がりを見せている。
そして、5時位置には、新たにイエローゴールドの三日月が描かれた。

これに対して、安藤忠雄氏は、こうコメントを寄せている。
安藤忠雄氏は「希望を見つけられる時計にしたい」と思ったことを、繰り返し強調している。苦難の時を乗り越え、希望を持って未来へ向かう――そんなメッセージを、安藤忠雄という希代のアーキテクトとブルガリという卓越したブランドとが、互いに創造性を持ちより、融合させ、具現化させた。
そんな奇跡的なクリエーションに、大いに敬意を表したい。
Octo FinissimoTadao Ando Limited Edition
Promotion Movieプロモーションムービー
Specifications製品仕様
ケース厚5.15㎜という超薄型ケースに、厚さ2.23㎜の世界最薄自動巻きキャリバーBVL138を搭載した『オクト フィニッシモ』をベースに、安藤忠雄氏による意匠を纏ったモデル。夜空を思わせる深いブルーのラッカー仕上げ文字盤を採用。7時位置のスモールセコンドのつけ根から螺旋模様が広がり、5時位置にはイエローゴールドの三日月が配された。神秘的にして、明日への希望を感じさせるデザインが印象深い。
ブラックセラミックケースには、サンドブラスト加工が施され、独特の存在感を漂わせつつ、文字盤の魅力も引き立てる。ブランドロゴは敢えて排されているが、それが却って、一目でそれと分かる『オクト フィニッシモ』の造形を際立たせている。
- オクト フィニッシモ 安藤忠雄 限定モデル - 自動巻き、サンドブラスト仕上げのブラックセラミックケース&ブレスレット、径40㎜、3気圧防水。4月より日本先行発売。世界限定160本。¥2,178,000(税込)。




「三日月(上弦の月)は、新月から満月に移り行く最初の段階において、はかなく移りゆく時を象徴するように現れる。太陽からの光を受け、月の表面に地球の影が落ちる時、ふたつの円の重なりが三日月を生む。
文明の始まりから、月は、循環する時の象徴であった。それは、すべての人類や自然が享受する永遠の時や暦として認知されてきた。すべての文明にとって、月は、なくてはならぬ重要なものであった。日本の文化においても、『月』という漢字は、空に浮かぶ『月』と暦の上での『月』とが交錯するように存在する。
夜空を表す螺旋の中の三日月は、暗闇の中に希望を人類に与える光である。それは、繁栄ある未来に向けて進化の象徴である。月の円と時計盤の円が重なることによって、新しい種類の時計が生まれた。この時計が、身に着けるすべての人々の心に深くあり続けることを願う」