"ナッツの王様"アーモンドをたっぷりと!
寒い季節は体の中から温める
「アーモンドミルク」でおいしく、健やかに!
香ばしさとまろやかな風味で注目の「アーモンドミルク」は、ビタミンEや食物繊維が豊富なアーモンドを丸ごと粉砕し、水分を加えて液状にしたものです。寒さと外気の乾燥で体が縮こまりがちなこれからの季節は、肌の潤いを守り、体を温めて免疫力を保ちたい! その願いにぴったりな「アーモンドミルク」を毎日の料理においしく使うアイデアをご紹介!
(撮影 :川上輝明/料理・スタイリング :井澤由美子/取材・文:角田奈穂子/構成 :ボンマルシェ編集部)
教えてくださるのは……
井澤 由美子 さん
料理家・国際中医師・調理師

いざわ・ゆみこ 旬の食材と効能をシンプルに生かし、薬膳の知識や発酵食を取り入れた心身を潤す「おいしい養生レシピ」が人気。雑誌や書籍、TVの料理番組、料理イベントなどで活躍中。
「アーモンドミルク」は、寒さと乾燥が増していく
これからの季節の美容と健康にぴったりです
アーモンドの栄養でとくに注目したいのがビタミンEと食物繊維、オレイン酸です。抗酸化作用を持つビタミンEは血行を促し、冷え予防や美肌にも必須。食物繊維は腸内環境を整えるのに欠かせません。オレイン酸は悪玉コレステロールを上昇させにくいと言われます。
「冬は皮膚と粘膜の潤いを保ち、血行をよくすることが大切です。血行が悪くなると、栄養が十分に生かされないだけでなく、中医学で言う"気"、つまり気持ちを明るく保ち、体を健やかに保つエネルギーの流れが悪くなるからです。また、腸は免疫力と関わりの深い部分。食物繊維でおなかの調子を整えましょう」(井澤さん)
「アーモンドミルク」をそのまま飲むだけでなく、料理に使えば、血行や腸内環境を整えるのに役立つ栄養をとる機会と量が増えます。
「とくに、鍋やスープに使うのがおすすめ。ほのかな甘みとまろやかさで食材となじみやすいですよ。加える水分の一部を『アーモンドミルク』にするだけでも、料理のコクとうま旨(うま)みがグッと増して、味が深まりますので、ぜひ試してみてください。味噌(みそ)や甘酒、お酢など、日本の発酵調味料とも、『アーモンドミルク』はよく合っておいしいです」(井澤さん)
体がぽかぽか温まる
れんこん入り鶏つみれとせりのピリ辛アーモンドミルク鍋

材料(4人分)
- アーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)…500ml
- 鶏ひき肉…400g
- れんこん(すりおろし)…100g
- しょうが(すりおろし)…大さじ1
- せり…1束(一般的な1束)
- じゃがいも…2個
- 油揚げ…2枚
- 素焼きアーモンド(粒)…適宜(あればでOK)
- 塩…少々
〈A〉
- 豆板醤…小さじ1/2~1
- 味噌…大さじ1
- 白だし(市販品)…大さじ1
作り方(4人分)
- じゃがいもは皮をむき、食べやすい大きさに切り、ゆでる。せりの根に近い茎の部分は3cmほどみじん切りにし、残りは約4cm長さに切る。油揚げは1枚を6等分に切る。
- ボウルに鶏ひき肉を入れ、塩をふり、粘りが出るまでよく混ぜる。
- 2にしょうが、れんこん、1のみじん切りにしたせりを加え、さらによく混ぜて、つみれのタネをつくる。
- 鍋にアーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)と〈A〉を入れて火にかけ、温めたら、3を食べやすい大きさのつみれ状にまるめて入れる(手に油をつけて、まるめる)。じゃがいも、油揚げも入れて、つみれに火が通ったらせりを入れ、火を止める。好みで細かく砕いた素焼きのアーモンドを散らす。
井澤さんのゆる薬膳Tip
たんぱく質、ビタミン、コラーゲンたっぷりの温活鍋です。「アーモンドミルク」でコクが増し、ピリ辛味がマイルドに。香りのよい旬のせりが"気"の巡りをよくします。
詳細なレシピが動画で見られます。

喉(のど)にやさしく、美肌にもいいカレー風味スープ
玉ねぎのアーモンドミルクポタージュ

材料(2人分)
- アーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)…300ml
- 玉ねぎ…大1個
- ターメリック…小さじ1/2(カレー粉でもOK)
- にんにく…1片
- 鶏ガラスープの素…小さじ1.5
- オリーブオイル…小さじ2
- 黒こしょう、素焼きアーモンド(スライス)…各適宜
作り方(2人分)
- 玉ねぎはスライスしラップに包み、600Wの電子レンジで3分加熱してから、鍋に入れる。
- オリーブオイルとターメリックを1の鍋に加えて炒め合わせたら、ふたをして焦がさないように5分ほど蒸し煮にする。
- 2をハンドミキサーで攪拌してペースト状にし、鶏がらスープの素、アーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)を注ぎ入れて3〜5分煮る。
- 3を器に盛り、アーモンドスライスを散らし、黒こしょうをふる。オリーブオイル(分量外)を回しかける。
井澤さんのゆる薬膳Tip
「アーモンドミルク」と相性がいいターメリックは、インド医学では万能スパイス。オイルと一緒にとると喉の粘膜を潤し、肌を若々しく保ちます。ターメリックはカレー粉にも入っています。
寒い季節の腸と肌に潤いを!
鮭(さけ)と冬野菜のアーモンドミルク鍋

材料(4人分)
- アーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)…500ml
- 生鮭(切り身)…4枚
- じゃがいも…4個
- ブロッコリー…1個
- にんにく…2片
- オリーブオイル…大さじ1
- 酒…1/2カップ
- めんつゆ(市販品・3倍濃縮タイプ)…大さじ1〜2
- 塩…少々
- 素焼きアーモンド(スライス)…適量(好みで)
作り方(4人分)
- 生鮭(切り身)4切れは両面に塩をふって15分ほどおき、表面の水分をペーパータオルでふき取る。ブロッコリー1個は食べやすい大きさに切り、水洗いしてから水気をきる。じゃがいも4個は皮をむき、各6等分に切る。
- 鍋にオリーブオイルとにんにく、じゃがいもを入れて中火で炒め、アーモンドミルク(砂糖不使用タイプ)、酒、水1/2カップ(分量外)、めんつゆ(濃縮タイプ)を加え、5〜7分煮る。
- 2に1を加え、鮭に火が通るまで4~5分煮る。味を見て、塩で味を調える。仕上げに素焼きアーモンド(スライス)を入れてもおいしい。
井澤さんのゆる薬膳Tip
「アーモンドミルク」は和風だしとも相性抜群。「アーモンドミルク」とにんにくで体はぽかぽか。鮭は身にアスタキサンチン、皮にコラーゲンを含む美肌食材。じゃがいもとブロッコリーでビタミンCを加え美肌を助けます。
おやつに飲みやすい「アーモンドミルク」。肌の酸化や糖化との関係にも注目
美容皮膚科医の髙瀬聡子先生に聞きました!
髙瀬 聡子 さん
美容皮膚科医

たかせ・あきこ ウォブクリニック中目黒院長。慈恵会医科大学卒業。同大付属病院皮膚科入局。2007年開業。女性の美しさと幸せを大切にする美容皮膚科医として、多くの患者さんからの信頼を得ている。
ビタミンEと食物繊維を手軽に補給できるのが「アーモンドミルク」
アーモンドに豊富なビタミンEには、年齢と共に低下する循環血液量をスムーズにする血流促進作用があります。肌細胞の新陳代謝を保つために、血行が悪くなりがちな冬は、ビタミンEを意識することが大切です。また、ビタミンEには抗酸化作用もあり、紫外線を浴びるとできる活性酸素の除去にも欠かせません。
アーモンドに豊富な食物繊維は、肌をくすませる「糖化」と関係があります。糖化とは、血糖値の乱高下で糖がたんぱく質と結びつき、糖化最終生成物を作ることを言います。これが肌細胞の機能を低下させ、くすみの誘因に。食物繊維を積極的に取ると、腸内環境が整い、過剰な糖の吸収を抑えるのに役立ちます。
私は「アーモンドミルク」を小腹がすいたときによく飲みます。おやつに飲むことで、ビタミンEや食物繊維のよい補給になっているんですよ。
提供:江崎グリコ株式会社