大きな拍手に迎えられて登場したらんま先生。コマを使ってエコカーや掃除機などのモーターに取り入れられている原理を説明したり、化学反応を応用して汚れた水をきれいに濾過(ろか)したりと、マジックのようにワクワクする実験パフォーマンスを次々に披露します。目を見張る子どもたちに対し、1リットルのボトルに入った汚れた水を実際にきれいにするためには、約200リットルの水が必要なのだと言います。「実験だと一瞬のことのようですが、実際には大量の水を使います。地球上に存在する淡水は、ごくわずかです。大切にしなくてはいけないことがわかりますね」
実験の合間には、海外での植樹体験や自宅で実践している雨水貯水などのエコ習慣を紹介。実験アイテムも、エコにこだわっているそうです。「物を大事にしたいので100回は使いますし、バルーンアートの風船も土に埋めると自然に吸収分解されるものを選びます」
終盤には環境問題を含む17分野の世界共通目標・SDGsに触れ、現状を解説。「例えば、湖が干上がって漁師の仕事がなくなれば、貧困や飢餓が生じます。みんなが幸せに暮らすには、環境はもちろん、食糧・街づくり・教育などの課題にバランスよく取り組まなくてはなりません。SDGsは直面している困難をみんなで考えるためにできた目標です。ぜひ、今日知ったことをこれからの行動につなげてください」と笑顔で語りかけました。