毎年子どもたちに人気のらんま先生の授業。皿回しやジャグリングなどの大道芸や手品のような化学実験で楽しませながら、科学のおもしろさやエコについての話をしてくれます。
らんま先生が地球環境の大切さをみんなに伝えたいと思ったきっかけは、青年海外協力隊で行ったインドネシアでのマングローブの植樹でした。3千本植えた苗木は2カ月後には、海に捨てられたゴミや油が原因ですべて腐ってしまったそうです。
ここで先生は一つ、手品を見せてくれました。茶色い水の入ったペットボトルを先生が振ると、あっという間に透明の水に変わったのです。子どもたちからも大きな歓声が起こります。「(自然界では)汚れた1ℓの水をキレイにするには、どれくらいの水が必要だと思う?」と聞くと、会場からはいろいろな数字が聞こえてきます。正解は200ℓ。200倍の水が必要です。「人間が飲める水は地球全体のわずかしかありません。貴重な水を大切に使いましょう」
また先生はパフォーマンスで使っている道具は繰り返し使い、1度で役目を終えるテープや風船は、土に返るものやリサイクルしやすいものを選んでいます。みんなで物を大事に使うことが、エコにつながるからです。
最後は竜巻の実験から生まれたという、巨大な空気砲を客席に発射。大きな煙の輪が飛び出し、子どもたちの大歓声とともに終了しました。