エコで快適に暮らせる家について研究している鈴木先生が最初に紹介したのは、世界の平均気温が上昇していること。東京都ではこの100年の間に約2度も上昇しているといいます。そして、こうした地球温暖化がもたらす異常気象や伝染病のリスクに触れ、原因の一つと考えられている二酸化炭素などの温室効果ガスを減らすことが大切だと伝えました。「二酸化炭素は工場だけでなく、乗り物や家庭からも出ます。一人ひとりが暮らしの中で工夫することが大事です。旭化成では、エコにつながる家づくりに取り組み、手軽な省エネ方法も広めています」
後半はこれからの季節に取り入れるべきエコアクションとして、熱を逃がさない工夫について解説。「家の中で一番熱の出入りが多いのは窓です。日中はカーテンを開けて暖かい日差しを室内に取り入れ、日が沈んだら閉めて熱を逃がさないようにしましょう。また厚着をしたり、靴下やスリッパを履いたりして体温が逃げないようにすることも大事です」。こうした工夫によって暖房に頼り過ぎず、無理なく省エネすることができるといいます。そして最後に「地球を守ることの大切さや自分で考えたエコ生活を、ぜひ家族や周りの人に伝えてください」と呼びかけました。
ZEH(ゼロエネルギー住宅)は、高断熱素材を使い、高効率設備での省エネと太陽光発電などの創エネを取り入れながら年間のエネルギー消費量ゼロを目指す住宅です。今、日本では省エネが進む一方で家庭のエネルギー消費量が増え続けています。そのため、自宅で消費されるエネルギー収支をゼロにできるZEHが必要なのです。