金属バットやアルミホイルなど身近な製品に使われるアルミニウムを製造しているUACJ。授業では、アルミニウムのエコで優れた性質がたっぷりと伝えられました。まずは、鉄や銅と比較して3分の1ほどだという軽さから。「同じ部品をつくった時にかなり軽くできるので、近年は乗り物などに取り入れられています。動かすエネルギーが少なくてすむので、たくさん使われるようになりました」。荻原先生はこの他にも、熱の伝えやすさや低温の状況下での強さなどを紹介。そして、環境にやさしい素材といわれる一番の理由として、リサイクルのしやすさを挙げました。アルミニウムは高温でとかして加工すれば、何度でもつくりかえることができます。「原料となる鉱石のボーキサイトからアルミニウムをつくるエネルギーに対して、再加工に必要なエネルギーは3%ほど。これからの社会に欠かせない素材として注目されています」。限りある資源を大切にするには、一人ひとりのエコ意識が大切だという荻原先生。アルミ缶のリサイクルをはじめ、生活のなかで自分にできるエコ活動に取り組みましょうと呼びかけました。
2018年の日本でのアルミ缶リサイクル率は93.6%。1年間で約202億缶が再利用されているといいます。