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特別養子縁組

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イベント採録

特別養子縁組シンポジウム@大阪

日 時
3月10日(日)13:30〜16:30
会 場
大阪府立国際会議場 グランキューブ大阪(大阪市北区中之島5-3-51)

基調講演
「特別養子縁組制度と社会的背景、制度推進のために」 特別養子縁組制度は、
子ども本人のためにあるもの

日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科 教授 林 浩康さん

養子縁組の代替的な役割を担う長期里親制度

児童福祉法では「生みの親と暮らすのが困難な子には、家庭と同様の環境で継続的に養育されるのに必要な措置を」と記されています。家庭と同様の環境には、特別養子縁組家庭、里親家庭が含まれます。しかし、現実には生みの親と暮らせない子どもの約8割が施設で生活をし、児童養護施設で生活をしている児童のうち乳児院から育てられている子どもは約2割を占めています。児童養護施設の入所期間が3年を超えている子どもは6割もいます。国の報告書では「児童養護施設は3年、乳児院は数ヶ月のスパンで子どもに家庭を提供しましょう」との記述があります。子どもの時間感覚を尊重し、期間内で家庭委託するか、生みの親に戻すか、里親を考えましょうということです。

一方、日本では長期里親が養子縁組の代替的な役割をしている面があります。そして、里親委託を解除された18~19歳の子どもたちの孤立という問題は非常に大きいという事例にたびたび出会います。里親が実家代わりでも経済的な援助までも受けられず、深い相談に応じてもらえないという子どものなかには精神的な課題を抱えているケースが多くあります。一方で養子縁組の場合、永続的な支援が受けられます。ある調査では、一般家庭と特別養子縁組家庭を比較したとき、養子縁組の家庭の子どもの自尊心、自己評価が高いという結果が出ています。養親さんが一定の研修を受けて意識的に子どもに関わることから考えると、当然の結果だと思います。

家庭養育の利点は、生きる力である非認知能力が育つこと

家庭養育の意義には、養育者の一貫性、持続性があげられます。そうした養親と生活基盤を共有している。それが子どもたちの自尊心を育てたり、他人との信頼関係を築く力にもつながり、社会に出ていく土台になるということです。そして大事なことは、家庭での感情交流です。ネガティブな感情、つらい体験、苦い体験を分かち合ってもらえる。そのなかで子どもは自分の感情を読み取り、言葉で表現する力を身につけていきます。

家庭養育において子どもたちが、依存体験、甘えられる体験、感情を共有してもらえる体験をすることで、非認知能力が養われます。何か苦しいことがあれば人に相談することで自分のネガティブな感情を共有してもらえる。他者に対して思いやりを持てる。学力の高さが認知能力と呼ばれるのに対して、非認知能力とは忍耐力や社交性、自尊心など幅広い力をいい、能力が高い子どもほど疾病率が低い、生活保護率が低いというデータもあります。

里親家庭、養護施設、養子縁組家庭での事例

ある事例を紹介します。ゴミ屋敷状態のなかで育ったお子さんが小学校6年生のとき、自ら希望して里親家庭に委託されました。そこでは雨戸を閉めることと植物の水やりを頼まれましたが、それまで何かを習慣づけて生活することがなかったので、手伝いができませんでした。お小遣いをくださいとも言えない。次第に里親さんの家庭で居場所を失ってしまいます。その後、彼は児童自立支援施設に入り、1年後には養護施設に措置変更されますが、自分の異質な境遇や学園の子という意識で不登校に陥ります。しかし、地域を離れて知らない人たちとの出会いのなか、新たなロールモデルを獲得していきます。それが大学生のボランティアで、大学生活に憧れた彼は、学業に励み最終的には国立大学に合格します。養育者以外の出会いの場をつくることも、子どもたちには重要なことではないかと思います。

2つ目は、ある養子縁組家庭のお話です。雑誌の取材で当時、大学生だった長男の話を聞かせていただきました。彼は何気ない会話のなかで養親さんが「好きだよ」と自然に言ってくれることで、愛されていることを実感し、自尊心が育まれるという話をしてくれました。そして家族団らんの意義を聞いたとき「一緒に食事をしているときというより、食事時間はバラバラでも、この空間に誰かがいるからひとりじゃない」と。養子縁組家庭を通して現在の境遇を肯定的に捉え、将来への夢を持ち、非認知能力を身につけて、他人を大切に思える人間として成長していったひとりの養子さんの事例です。

取り組み・活動報告
養親も養子も、
ともに幸せになれる養子縁組を

家庭養護促進協会 神戸事務所 主任ケースワーカー 米沢普子さん

子どもの里親を求める「愛の手運動」を促進

家庭養護促進協会は昭和35年、養護施設が大きなグループで生活をしている状態のときに、施設と里親家庭との中間的な「家庭養護寮」を普及・発展させる団体として誕生しました。その2年後には子どもの里親を求める「愛の手運動」をスタートし、現在も新聞やラジオ、行政機関とともに活動しています。20年ほど経過したとき、子どもたちがどのように成長しているのか、アンケート調査をしました。結果、全体的に家族の一体感はありましたが、養子の方が長期間里親家庭で育った子より家族としての一体感が高く、自分の境遇に対する不安感が少ないことがわかりました。法律的にも結ばれる養子縁組が、子どもたちが安心して成長していけることを再確認しました。

一般の方が養子縁組のことを知る機会が非常に少ないことから、協会ではさまざまな講座を開設しています。そのなかで養子縁組の要件や子どもたちの状況を伝えています。養子縁組の課題の1つである子どもへの「真実告知」の必要性を理解できたという方が多くいましたので、講座開設の意味はあったと思っています。また、講座を受けた人に子育ての意味をうかがったところ、一番目は自分の成長、二番目は家族の結びつきを強める、三番目に子育てが楽しい、四番目に次世代を担う世代をつくる、というものでした。家の存続というようなことはありませんでした。「養子縁組は子どもが幸せになる方法」と受け取ってもらえたと考えています。

夫婦で養子を迎え入れる意味を考えて欲しい

養親になるにあたって考えていただきたいのは、血縁がなくても親子関係が成り立つと思えるかどうか。それが基本にあって、養子を育てるどんな動機や目的が自分のなかにあるのかを考える。答えはありませんが、そのことをご自身に問いかけていただく必要があると思います。そして、夫婦それぞれが自分から望んでいるかどうか。妻が言うから協力するではなくて、夫も妻も決心ができているかということです。

養親になって子どもを家庭に迎え入れるのはとても印象深く、気持ちの変化も大きいことです。子どもと一緒に生活していく喜びを抱え、多少の不安を持ちながら生活が始まっていきます。養子縁組の法的手続きが完了すると、親としての自覚、自信が芽生えて頼もしい姿を見せてくれる方がほとんどで、それを見て嬉しく思います。

また、養子になった子は、養親の家で育ったことも含めライフストーリーのすべてを受け入れたうえで、自分の人生が肯定できるものであると感じています。そういう幸せなケースが増えることを願って、活動を続けていきたいと考えています。

取り組み・活動報告
多くの方に特別養子縁組制度を
知っていただくための取り組み

大阪府福祉部子ども室家庭支援課育成グループ 総括補佐 古川健一さん

施設の子どもたちにも、少しでも早く家庭を

大阪府では、子ども家庭センター(児童相談所)で保護された子どもたちを公的に養育しています。平成29年度3月末現在(大阪市と堺市を除く)、1,419人の児童が児童養護施設や里親さんのもとで生活しています。その中には、10年以上施設で生活している児童が少なからずおり、施設等から自立していく上で、自立支援が課題となっています。いずれかの段階で子どもたちに里親家庭や永続的な親として特別養子縁組に導いてあげることも行政の役目だと考えています。

里親制度と一口にいっても、一定期間、児童養護施設と同じように子どもを養育してもらうはぐくみホーム(大阪府における養育里親の愛称)、6人までの子どもを養育する「ファミリーホーム」、直系親族で養育をお願いする親族里親、そして永続的な親子となる特別養子縁組里親となっています。改正児童福祉法や新しい社会的養育ビジョンは、この里親制度の充実を図ることを目的としています。今回のテーマである、大阪府の特別養子縁組の成立状況は、平成29年度で17件、毎年10を上回る成立状況であり、他府県と比較しても取り組みは進んでいます。

何よりも、子どもにとって生涯の親となっていただける養子縁組里親さんが必要です。大阪産婦人科医会のご協力のもと、不妊治療を行っているクリニックなどにアンケートをお願いし、不妊治療をされているご夫婦に「子どものいる家庭を築く一つの方法として特別養子縁組がある」ことを知ってもらいたいと考え、「パパとママになりたいあなたへ」というリーフレットを作成しました。待合室に設置いただくなど、医療機関等において活用いただいています。

また、児童虐待の側面から見れば、0歳児の虐待死亡事例が多く報告されており、子どもを救うための取り組みも進めています。望まない妊娠をされた母親を支援する市町村母子保健の支援者に向け、自ら育てられない場合であっても、特別養子縁組里親に子どもを託す、命をつなぐ制度があるということを伝えることができるよう「子育て支援のためのガイドライン」等を健康医療部と連携し作成するとともに、実親さんの出産と同時に養育をお願いする新生児委託にも取り組んでいます。

家庭養護促進協会との連携で、養子縁組を広げていきます

家庭養護促進協会大阪事務所と協力して、養子縁組里親家庭への包括的な支援も行っています。広報啓発として年に一度、特別養子縁組啓発プログラム「親子になる!」、今年度は、「いま、血の繋がらない親子がおもしろい!」を開催し、多くの方々に参加いただきました。また、啓発リーフレット「パパとママになりたいあなたへ」をベースに医療機関向けの出張講座を企画し、ドクターをはじめ医療スタッフの方々にも特別養子縁組の制度を今以上に知っていただけるよう動き出したところです。

大阪府においても、施設に長く残ってしまう子どもを少なくしたいとの思いから、子ども家庭センターに3歳未満の児童の家庭移行を重点的に取り組む推進担当を配置しました。乳児院に入所措置した児童に対して、計画的な家庭移行を検討し、家庭移行がかなわない児童には、特別養子縁組や里親委託を検討するというものです。平成31年度以降は、担当をチーム制にして、さらに強化していきます。

大阪府では、特別養子縁組という制度を府民の皆様に広く知っていただき、生涯の親を必要とする子どもたちに家庭を届ける事ができるよう、家庭養護促進協会大阪事務所と手を携えて、様々な取り組みをこれからも続けていきたいと考えています。

取り組み・活動報告
特別養子縁組制度は、
何より子どもが幸せになれる制度

タレント・女優 武内由紀子さん

つらい不妊治療の末に決断した、特別養子縁組

私が結婚したのは37歳のときでした。早く子どもを産みたいと思ったのですが、なかなか授からず40歳からは、不妊の高度治療を受けることにしました。何度も顕微授精を重ねるのですが、2年、3年経ってもできません。44歳のときに、諦めようと思いました。そして夫と2人の夢であるパン屋さんを開業して、それを人生の楽しみにしようと。

そう決心していたのに、最後の治療でダメだと分かった日、病院で会計待ちをしていたときになぜか「養子」を調べていたんですね。不妊治療は諦めたはずなのに、まだ私は子どもが欲しいんだって思いました。そうか「養子という選択肢もあるんだ」と思い、夫に相談しましたが即答はしてくれませんでした。1週間後にまた尋ねると「養子を迎えるのは悪くないけど、もう少し頑張ったら」と、言われたんです。私は、毎月毎月がっかりするのにはもう耐えられないという話をしました。

養子縁組を調べると、年齢制限がありました。民間団体でお願いしようとしたのですが、ほとんどのところは女性の年齢制限が40代前半でした。私が申し込めるところは2団体しか残っていなかったのです。養子の迎え入れにも年齢制限があることを知り、慌てて研修を受け、里親登録にいたりました。

特別養子縁組には、夫婦の家族、親の許可も必要でした。義母も私の母も「自分の子どもを育てるのも大変なのに、血のつながりのない子どもを育てるなんて。夫婦が仲いいなら幸せじゃないの?」と同意見でした。でも、義父だけが「将来、話ができる相手がいるということはとても大切だよ」と言ってくれたんです。

家族をつないでいく、その意義を改めて感じて

義父の言葉は、私がなぜこんなに子どもが欲しかったのかという答えでもありました。事情があって実家がない私にとって、自分の子ども、そのまた子どもへと家族をつないでいく、子どもが帰ってくる場所をつくりたいという気持ちが大きくて、それで子どもが欲しかったのだと。赤ちゃんを育てるのは手がかかって大変ですが、とても楽しい。それより、成人した子どもと話ができるという方が本当に楽しみです。その思いが現実になった今、特別養子縁組をしてよかったと心から思っています。

私が養子を迎えると「すごいね」と周りの人に言われました。決して特別ではありません。自分の家に赤ちゃんが来たという普通の感覚です。子育てはたぶん、血がつながっていてもいなくても同じだと思うんです。ぐずぐずいう子なら大変でしょうし、機嫌のいい子なら育てやすいっていうことですし。それより何より、家族ができることはこんなに大きなことなんだと実感しています。

うちはお金持ちでもないし、大きな家でもなくて特別なことは何もありません。でも、夫も一緒に子育てをしてくれて、3人で毎日笑っています。結果、私は今幸せです。

なかなか子どもを授からないで苦しんでいる人は、特別養子縁組を考えてみませんか。年齢的に間に合わない人でも、里親や年齢に関係なく子どもが育てられる制度もあります。特別養子縁組制度は、何より子どもが幸せになれる制度なのですから。

パネルディスカッション
養親、子ども、生母のそれぞれが
幸せになれる養子縁組とは

【登壇者】
米沢普子さん(家庭養護促進協会 神戸事務所 主任ケースワーカー)
古川健一さん(大阪府福祉部子ども室家庭支援課育成グループ 総括補佐)
武内由紀子さん(タレント・女優)

【司会】
林 浩康さん(日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科 教授)

養子を迎えるまでのきめ細かな研修制度

 武内さんは養子縁組でお子さんを迎え入れる際、どのような準備をされたのですか。

武内 民間の養子縁組団体に申し込みましたが、半年間にわたって何度かの研修がありました。保育園では赤ちゃんと触れ合う一日体験、病院の研修では妊婦さんと同じ母子学級で沐浴体験などをして、特別養子縁組についての勉強もずいぶんさせていただきました。面談では自分が育ってきた家庭環境も聞かれました。そのなかで、普通に妊娠していたら知らなかったことを、夫婦揃ってたくさん教えていただきました。ですから、赤ちゃんを受け入れた瞬間、2人とも同じ知識と感情で接することができました。赤ちゃんが生まれて4日目に連絡が入り、夫婦で病院へ行きました。2泊3日の教育入院で、他の妊婦さんと同じように時間になるとミルクを飲ませ、爪を切ったり、ミルクのつくり方などの指導を受けたりしました。それでやっとうちに連れて帰るという流れです。

 養子を迎えるまでのプロセスでつらい経験もおありでしたでしょう。

武内 病院での不妊治療の4年を加えて7年近く、毎日赤ちゃんができることしか考えていませんでした。いつの間にか先輩不妊治療者になって、友人がどんどんお母さんになるなか、私はなかなか赤ちゃんができないのでつらい思いをしました。養子縁組が決まればやっとそんな思いから解放されると思いました。でも、なかなか連絡はありません。半年後に養子を迎えたご家族の交流会があるので来てくださいと誘われたのですが、一緒に研修を受けた人はみんな赤ちゃんを連れていました。「うちにはまだ来ない」と、思うと涙が止まりませんでした。その1週間後に、病院から呼び出しがありました。

特別養子縁組促進のためのさまざまな取り組み

 大阪府の特別養子縁組の件数は全国平均より多く、ユニークな取り組みも数多く出されているとうかがいました。

古川 大阪府は施設で生活している子どもが約1500人と非常に多いので、里親さんや特別養子縁組の取り組みを進めても、いわゆる里親委託率というものに反映しづらい現状があり進んでいないように見えるのが残念です。ここ数年でも里親のもとで生活している子どもの数は倍増していますがもっと増やしたいと思っています。ただ何かをすれば増えるというものではなく、地道な活動や訴えかけ、インパクトのある発信をすることが次につながるのかなという感じです。大阪府では、里親というイメージをポジティブなものに変えていこうとしています。平成26年には養育里親を「はぐくみホーム」という愛称に統一しました。また、里親のもとで暮らす子どもたちをテーマにした「はぐくみ映像コンペ」を行っています。集まった動画はSNSを活用してPRに使っていきます。さらに、特別養子縁組啓発では、インパクトのあるキャッチフレーズ「いま、血の繋がらない親子がおもしろい!」を開催しました。行政も柔軟な姿勢で取り組んでいきます。

 米沢さんの家庭養護促進協会の「愛の手運動」について教えてください。

米沢 「愛の手運動」は、新聞などのメディアで里親が必要な子どもを紹介しています。
ただ、ここに申し込めば子どもが選べるというのではありません。「今、こういう子が里親を求めています」という問いかけ、子どもの状況を知るプロセスのひとつとして存在します。以前小学校6年生の子が私たちに「お母さんは子どもがいなかったから養子縁組をしたの?」と尋ねたことがあります。「お母さんはあなたを知って、あなたを育てたいと思ったのよ」と話したということがあります。そう答えられるのが「愛の手運動」だとご理解いただけたらと思います。

国や地方自治体が定める養子縁組の要件

 養親になるためにはどのような要件、準備が必要ですか?

米沢 自分たちが本当に育てたいと思っているかどうかが第一条件で、夫婦で子育てに参加していくことが大事です。もちろん、養子縁組も里親の場合も国が決めている要件があります。子どもの養育について熱意と理解、豊かな愛情を有すること、養子縁組里親研修を修了していること、経済的に困窮していないこと、欠格事由に該当していないことです。

古川 特別養子縁組の法律上の要件は、必ずご夫婦で、夫婦の一方が原則25歳以上であること。そして6歳未満の子ども。今後、法律改正がなされ、子どもの上限年齢等が見直される見込みです。特別養子縁組なので、法律では実父母との親子関係は消滅し、養親の実子として認められます。

米沢 武内さんは子どもを持てなかった喪失感のことをお話されました。子どもも、生みの親を失う喪失感があります。生みの親も子どもを育てられないという喪失感があります。不安や悲しみを癒やして、3者それぞれが幸せになることが養子縁組の願いです。

 それぞれの喪失感を理解したうえで養子を引き受けることが夫婦ともに重要ですね。法律上の規定以外に自治体ごとの基準が定められている場合がありますが、大阪府は養子縁組の年齢規定に関してはどのようになっていますか?

古川 平成23年3月に出された厚生労働省の里親委託ガイドラインを目安としています。養親の年齢について、「子どもが成人したときに概ね 65 歳以下となるような年齢、つまり、子どもと養親との年齢差は45歳以下ということになります。ただご家庭ごとの個別な判断をしていくなかで、弾力的にお願いするケースもあります。

 特別養子縁組をするうえで大切なのは、要件をクリアしているだけではなく、精神的なことを含めて折り合いをつけていくことだと思います。

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