2019 12. 24

U-NEXT Pirates

緻密な小技が築く安定感


微差を大切に航海続ける

U-NEXT Pirates
木下尚さん 石橋伸洋さん
小林剛さん 瑞原明奈さん 朝倉康心さん
(画像左→右)

映像配信サービスを運営する株式会社U-NEXTがオーナーを務める「U-NEXT Pirates」。チーム監督を務める同社企画開発部長の木下尚さんに、Mリーグ参戦の経緯と今シーズンの目標を聞いた。

社内外で広がる麻雀の輪


1年目の敗退バネに飛躍を

——「Mリーグ」に参戦した経緯を教えてください

Mリーグチェアマンの藤田晋さんから、株式会社 USEN-NEXT HOLDINGSの宇野康秀(代表取締役社長CEO)にお声がけを頂いたことがきっかけです。知的スポーツというジャンルで、麻雀でオリンピックを目指すという理念と可能性を信じてチャレンジしてみようと参戦しました。

——参戦してみて、どんな変化がありましたでしょうか?

仕事の打ち合わせ時に「最近パイレーツどう?」という会話から入ることがあったり、「パブリックビューイングに行きたい」というお得意様がいらっしゃったり、チームを持つことの効果が様々な場面に現れてきています。
社内でも、麻雀のことを知っている社員が多いこともわかりましたね。初めてMリーグを見て興味を持った社員も増えてきて、「初心者が出来る会を開いて欲しい」という要望もあったので、いずれ社内の麻雀部も立ち上げたいと思っています。

——今シーズンの目標は?

昨シーズンは、あと一歩のところでファイナル進出を逃す5位でした。選手も私も悔しかったので、今期はファイナルシーズンに進んで優勝をつかみ取って欲しい。そのためには監督として、采配でも、精神面でも支えになれるよう全力でサポートしていきたいですね。
今シーズンも、動画配信サービスを提供する強みを生かし、試合後に選手たちが話し合うことをそのまま「路上感想戦」という形で配信しています。選手の一打一打にはプロの思考が詰まっています。それをお客様にも楽しんで頂きたいと思っています。


スピード重視の打ち筋で、その正確さから「ロボ」「サイボーグ」とも評される小林剛選手、ネット麻雀の雄として実績をあげ2018年にプロ入りした朝倉康心選手、「發王位」「最高位」の二冠を達成し、デジタル麻雀を追求し続ける石橋伸洋選手、今期からMリーグに参戦、2児の母でもある瑞原明奈選手の4人。チームカラーや麻雀への思いを聞いた。

論理的な選択を繰り返し


説得力ある対局を届けたい

——Mリーグという新しい舞台をどのように感じていますか?

小林 競技麻雀に対する世間の認知度が全然変わってきましたね。街中で声をかけられたり、イベントに多くの方が集まってくれたり、ツイッターのフォロワーが増えたり、麻雀ファン以外の方にも知って頂けた実感があります。ありがたい舞台を作って頂いたので、今年はもっと盛り上げていかなきゃと思っています。

朝倉 麻雀でユニホームを着て打つことは今まで一度もなかったので新鮮でした。最初は不思議な感じでしたけど、やっぱりチームを背負うというか、責任感を着ている感じがします。

石橋 Mリーグはパブリックビューイングがありますが、あれだけたくさんの人前に出ることは今までありませんでした。もっともっと人が集まってくれるような麻雀を打っていきたいと思っています。

瑞原 昨年は、視聴者として、すごく面白いコンテンツだなと思って見ていました。1人で見て楽しむだけでは終わらず、対局後もSNS上で色々な話題で盛り上がり、こんな楽しみ方もできるんだなと感動しました。

——チームの特長や見て欲しいポイントを教えてください。

小林 ひとつでも上の着順を取るのが基本と思っており、小技と緻密さが売りのチームです。個人的な狙いは、まずは欲張らずにアガること。高い点数や低い点数はおまけだと思っているので、相手にアガらせずに自分がアガることに徹しています。

朝倉 うちのチームは、トップだけにこだわる麻雀ではありません。少しでも勝率の高い方を選び、全体のバランスで得をしようと考えてやっています。それはレギュラーシーズンを通過して、最終的に優勝する可能性を一番高くするためです。

石橋 うちは安定感のあるチームだと思います。出来るだけリスクを取らずにアガリを目指すところを見て欲しいと思います。

瑞原 得だと思っている選択を繰り返しているつもりなので、説得力のある麻雀をお届けできるのではないかと思っています。見ている方は「なぜこの局面でこういう選択をしたのか」という謎解きや理由探しをして頂けたら、より楽しめるのかなとは思います。

——麻雀を通じて身についたことはありますか?

小林 とにかく麻雀は、いろんな偶然が起こり続けるゲームなので、いろんなことに動じなくなりましたね。私は確率が好きなので、麻雀は数字の組み合わせのゲームだと思っています。確率を予測して、ゲームの構造を予測しながら当てていくみたいなイメージです。

朝倉 麻雀は、数字的な部分、論理的な部分、心理学的な部分などいろんな要素が複雑に絡んでいます。そういった複合的な要素で物を考える力がつくと思います。麻雀は運の要素が大きいとよく言われますが、技術で介入できる要素や、人の力でなんとかできる部分も大きいので、eスポーツとしても発展する可能性は十分あると思います。

石橋 正解がなんだかわからないというのが一番の魅力です。自分で「これがおそらく正しい」と思っても、それが正解かどうかは一生わからない時もある。その中で最適解を探すのが面白いんです。日常生活でも、何が正解かは決めつけないよう、固定観念を持たないようにしています。

瑞原 筋道を立てて考えながら論理的な選択をし続けるようにしているので、論理的な思考が磨けます。同時に、言葉では説明できないような感覚的要素もすごく大きいので、相反する面も同時に磨ける面白いゲームですね。

12/13に初めての社内パブリックビューイングを単独開催。選手からのプレゼントコーナーや、控室との生中継も実施。パイレーツサポーター・ファンの熱のこもった応援で会場は満ちあふれ大盛況となった。

2018年シーズン開幕前からスタートしたオリジナル番組。シーズン開幕前スペシャル、開幕後の自戦解説・トークコーナー、特別配信対局ほか様々なコンテンツをU-NEXT・YouTube上で配信。

選手によるその日の試合の振り返り、検討等の感想戦をTwitter公式アカウントにて速報的に配信。

(文・福山純生)

●Twitterアカウント

U-NEXT Pirates
@unext_pirates


●【公式】U-NEXT Pirates

https://www.unext-pirates.jp/


●Mリーグ U-NEXT Piratesオフィシャルサポーター

https://m-league.jp/supporter/

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