SDGs未来都市北九州市発わたしが地球と人にできること
〜身近なことから考えよう〜
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
川柳部門、フォト部門、あわせて4,710件もの応募が集まりました。
たくさんのご応募の中から、
見事入選された作品を発表いたします。
次回のコンテストでも多数の応募をお待ちしております。
ママぬって
穴のくつ下
まだはける
福岡県・山下 将聖さん(小6)
審査員コメント
若子jet
この度は、大賞おめでとうございます。
SDGs12「つくる責任、使う責任」というものがあります。
靴下は世界中のどこから生産され、私たちの手元に来たのでしょうか。
身近な誰もが同感してしまう、生活の中で継続しやすい形での消費や生産、リサイクルがいかに大切かということを気づかせてくれました。
今後の消費生産と資源のためにも、使い道を考えるというのはすごく大切なことだと思います。
審査員コメント
梅崎 流青
消費は美徳だなんて一体誰がいったのだろう。あれはきっと悪魔のささやき。
穴をつくろったくつ下。この頃あまり見かけなくなったがこれはものを大切に、と教える母と子の美しい物語でもある。
審査員コメント
シャボン玉石けん 代表取締役社長森田 隼人
一目見て「大賞を取る作品だ!」と感じました。物を大事にする姿勢が見事に表現されていて、やさしい気持ちが伝わってきました。これからもこの姿勢を持ち続けて欲しいです。
審査員コメント
北九州市長北橋 健治
私たちの日常生活には、あらゆるモノで満ち溢れていますが、世界には欲しくても手に入らない・手に入れることもできない人々が多数存在しています。身近な生活の中から、「まずは、出来ることから始める」というのが、SDGsの達成に向けた第一歩になるということを教えてくれる一句です。
審査員コメント
ギラヴァンツ北九州 代表取締役社長玉井 行人
物を大切にする心を子供から気付かされる様子がよく伝わってきました。最近では、靴下は消耗品となっていますが、豊かな生活の中にも「もったいない」の精神を忘れてはいけないと再認識させられました。
審査員コメント
魚町商店街振興組合 理事長梯 輝元
お子さまとお母さまの暖かい雰囲気がとても伝わってきました。普段からお母さまが物を大事にされている様子を見ているのでしょうね。ご家族でも取り組みがとてもステキです。
審査員コメント
朝日新聞西部本社 代表市村 友一
靴下に穴があいたら繕う。それが日本で当たり前だったのは、いつごろまでだったでしょうね。新品に買い替えて当然のこの時代、ものを大事にする男の子の真っ直ぐな気持ちが伝わってきました。繕えるママもまた素晴らしい。心が温かくなる一句でした。
リサイクル
まだ見ぬ子への
贈りもの
熊本県・立山秀則さん(無職)
持続可能な消費と
生産のパターンを確保する。
シャボン玉石けん
審査員コメント
シャボン玉石けん
代表取締役社長森田 隼人
私たちの子どもや孫、その先の世代に美しい自然環境を残したいという想いが伝わってきました。社会や経済は自然の恩恵のもとに成り立っており、私たちは未来の世代に地球の素晴らしい自然を残責任があります。シャボン玉石けんも人と自然にやさしい無添加石けんづくりを通して、次の世代に住みよい地球と社会を残すよう努めて参ります。
地引き網
プラごみ分けて
魚捕る
山口県・山下 奈乃花さん(中2)
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する。
北九州市長
審査員コメント
北九州市長
北橋 健治
現在、海洋プラスチックごみの問題は世界的に深刻な社会問題となっています。海洋を漂うプラスチックごみは環境を汚染し、エサと間違えて食べた海洋生物や海鳥などの命を奪い生態系にも影響を及ぼしています。世の中では「脱プラ」に向けた様々な取組みが広がっています。日常生活に溢れるプラスチックごみの問題を一人一人が真剣に考えていくべきだというメッセージが込められた一句です。
つまよりも
むすめが理解
SDGs
大分県・山本 真一さん(NPO代表)
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、
生涯学習の機会を促進する。
ギラヴァンツ北九州
審査員コメント
ギラヴァンツ北九州
代表取締役社長玉井 行人
SDGsという言葉がまだ世の中に浸透しきれていない状況をよく表現できていると思います。学校での教育以外でもSDGsの啓発に社会で取り組んでいくことの重要さを認識させられました。ギラヴァンツ北九州もスポーツを通じたSDGs啓発活動のお役に立つことができるよう更なる取り組み強化を行っていく所存です。
コンセント
抜いた?は家族の
合言葉
山口県・中野 亜美さん(中2)
すべての人々の、安価かつ信頼できる、
持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
魚町商店街振興組合
審査員コメント
魚町商店街振興組合
理事長梯 輝元
普段なにげなく使ってしまう言葉に意識されたところがいいですね。これからもご家族の合言葉をどんどん増やしていってくださいね。
受験票
性別項目
いらなくない?
福岡県・國光 礼央奈さん(高1)
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る。
朝日新聞社
審査員コメント
朝日新聞西部本社
代表市村 友一
LGBTなどの性的少数派について、SDGsは直接的には盛り込んでいませんが、作者は「5:ジェンダー平等を実現しよう」に引き寄せて考えたのかも知れません。あるいは、進学を考えるに当たって男女の違いに直面したのでしょうか。女子高生言葉でさりげなく、重層的な問いかけをしてくる句だと思いました。
捨てたごみ
戻ってくるよ
人間に
山口県・
徳田 來実さん(小5)
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する。
ふろあらい
せんざいすこし
しっかりみがく
福岡県・
中原 凛香さん(小1)
気候変動、およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
ぶち壊そう
差別という名の
高い壁
和歌山県・
寒川 優衣さん(中3)
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る。
打ち水に
ほっと一息
夏の風
福岡県・
吉田 柊偉さん(高2)
気候変動、およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
若子jet審査員総評
川柳部門の審査をさせていただき、印象的だったのは、身近なところに趣をおいての視点が多かったことです。
17の目標「SDGs」は、それぞれ身近な私生活から見直せる点は、沢山あると思った次第です。
当たり前に過ごしていることも少し気をつけるだけで、毎日積み重なったら、大きな改善点につながるのではないでしょうか。
密接不可欠に17のSDGsに関連つけられ解決に向かうと思いますので、1つ1つを意識しながら生きることは大切なことなのだと思います。
みんなで世界をよくしていきましょう。
梅崎 流青審査員総評
「私のSDGs」という言葉通り、隗より始めよという意識の作品が多く集まった。
利便性を求めすぎたこの時代だからこそ、工夫や少しの心遣い、意識の変革が世の中を良くしていく。
歴史に学び、自然に身を委ね、その手その足を動かすことが社会課題の解決に肝要であると
思います。まわりを見ると皆、スマホの画面とにらめっこ、そんな時代にこそ自分の手で何ができるのかを考えたい。
私はものを最後まで大切に使って、
ゴミを最小限に抑えています。
今回のコンテストを通してSDGsについて初めて知りました。SDGsがどの様なものなのかを知ると、自分が小さい頃から続けていた事がSDGsだという事に気付き、応募しました。
SDGsについて知らない人は私の周りでもまだ多いので、この取り組みを沢山の人に広めていきたいと思いました。
また、これからも身近な事からSDGsに繋がる事を積極的に行っていきたいと思います。福岡県・山本 真碧さん(中1)
持続可能な消費と
生産のパターンを確保する。
若子jet審査員コメント
この度は、大賞おめでとうございます。
SDGs12「つくる責任、使う責任」というものがあります。
ここまで使い切ってしまえば、生産者や鉛筆は、嬉しいでしょう。
SDGsに関し、今後どのように取り組んでいったらいいのか、向き合い方がとても重要になります。
消費や生産を考えながら、1人1人にできることを常に模索し、考えていけたらと思います。
シャボン玉石けん
審査員コメント
「物を最後まで大事に使うってこういうことだな」と誰にでも一目で伝わる素晴らしい作品だと思いました。どこまで使えるかゲーム感覚で競い合うのも良いかもしれませんね。小さくなった鉛筆が何だか可愛くてほっこりしました。
北九州市長
審査員コメント
日頃から「ものを最後まで使い、ごみを最小限に抑える」という高い意識で生活されていることが伺える作品です。一人一人が、日常の様々な場面で“もったいない”ということを考えて行動するきっかけになることを期待します。
ギラヴァンツ北九州
審査員コメント
最近では鉛筆を使うことも少なくなりましたが、どの年代にも一目で「もったいない」の精神が伝わる写真だと思います。何でも最後まで大切に使い切る気持ちの大切さが伝わってきました。
魚町商店街振興組合
審査員コメント
わたし達も子供の頃はえんぴつが小さくなるまで使っていました。大人になるとえんぴつ自体を使うことが減ってしまいましたが、物を大事に使う気持ちを改めて思い出させていただきました。SDGsの取り組みは「出来ることから」です。身近なことから取り組んで行きましょう。
朝日新聞社
審査員コメント
これは、もう何の説明もいらない写真ですね。「もったいない」精神を見事にあらわしています。ちびた鉛筆もかわいらしく、3本のバランスといい、広告写真のよう。鉛筆をここまで削れると、手先も器用になるに違いありません。
高校のクラスメイトの机付近の写真です。
机の周りにゴミが散乱しています。
また机の上は教科書やノート類がたくさんあります。
ゴミの分別を考えずに教室の床をゴミ箱代わりにしているには、他のクラスメイトが迷惑しています。きれいに使ってほしいです。東京都・西村 洋子さん(高1)
持続可能な消費と
生産のパターンを確保する。
シャボン玉石けん
代表者コメント
シャボン玉石けん
代表取締役社長森田 隼人
これまで人類は大量生産・大量消費を繰り返し、便利さを追求するあまり環境破壊や貧困、格差など様々な問題を引き起こしてきました。この写真は自分勝手な行動が周りや地球・未来に影響を及ぼすことを学校の教室で表現している作品だと思います。私たち一人ひとりや国同士が協力し合い、より良い社会や環境・未来を創るために取り組んでいきたいと改めて思いました。
これは竹灯籠を製作した時の写真です。環境を破壊すると問題視されている竹ですが、このように別の用途で人々の心を癒すことができるのです。自分たち自身も楽しみながら陸の豊かさを守っていければ、とても素敵だと思います。
福岡県・松原雅さん(大学生)、
林浩二さん(会社員)
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。
北九州市長
審査員コメント
北九州市長
北橋 健治
北九州市は全国有数の竹の産地で、高級食材としてたけのこを出荷していますが、竹害という問題も抱えています。その竹を活用することで、まちの賑わいづくりや、人々への癒しを与えることにもつながります。課題解決を難しく捉えるのではなく、楽しみながら取組むことで活動が継続していくと思います。竹灯籠からこぼれる柔らかい光が美しいことはもとより、人の知恵ひとつで、色んなものが有効活用できるということを教えてくれる作品です。
四日市工業地帯の海は驚くほど清らかで、たくさんの鳥たちが遊んでいます。かつての公害のイメージがありますが、人々の努力のたまものだと思います。
三重県・上杉 裕昭さん(無職)
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、
持続可能な形で利用する。
ギラヴァンツ北九州
審査員コメント
ギラヴァンツ北九州
代表取締役社長玉井 行人
ものづくりのまち北九州を象徴する工場地帯を背景に、きれいな海にたむろする鳥たちの姿が、発展してきた人間社会と自然社会の共存の大切さをよく表現している作品と感じました。ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムは海に隣接しており、海の大切さを発信してくサッカークラブとなれるよう取り組んでまいります。
古紙はそのまま捨てずに分別しよう!古紙を回収することで資源に変わる!さらに、古紙は木から紙を作るより少ないエネルギーで紙を作ることができるので7番の目標にも繋がる!
福岡県・上村 千尋さん(高2)
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。
魚町商店街振興組合
審査員コメント
魚町商店街振興組合
理事長梯 輝元
多くの方が参加しやすい取り組みを表現しているところに非常に共感しました。魚町銀天街でも地域みんなで自然体に取り組むことに力を入れています。是非魚町銀天街に遊びに来ていただき、一緒にSDGsの取り組みましょう!
タイヤを不法投棄することで、カエルの住み家がなくなってしまいます。
「カエル」が「かえる」ことのできない自然。皆さんはどう思いますか?長崎県・吉村 頼虎さん(高1)
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。
朝日新聞社
審査員コメント
朝日新聞西部本社
代表市村 友一
カエルの緑と、タイヤの黒灰色が見事なコントラストをなしています。逆に言えば、不法投棄されたタイヤのせいで、草と保護色のはずのカエルが目立ってしまう。小さなカエルが巨大な自然破壊に向かって抗議をしているように見える一枚です。「カエル」が「かえる」ことのできない自然――という写真説明も秀逸でした。
昔の人たちのちえをおしえてもらうことで、うれしんでもらえる。
福岡県・鬼塚 千空さん(小3)
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、
福祉を推進する。
曾祖父も使っていた足踏みミシン。修理を重ねながら道具も使い手の心も受け継がれています。長崎県・なんぶ ゆうたろうさん(小1)
持続可能な消費と
生産のパターンを確保する。
ポイ捨てされているごみは、積極的に広い、美しい自然(陸)を守っていこうという気持ちを込めた写真です。東京都・魚地 妃夏さん(中3)
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。
我が家ではたくさんの紙を捨てずに集めて廃品回収に出しています。これらがゴミになるか、リサイクルされて再び紙になるかは、一人一人にかかっています。 福岡県・中村 有沙さん(高2)
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および回復、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。
若子jet審査員総評
写真部門でも、多くのSDGsに対する課題の対象物を撮影していただいたと思います。
SDGsを国内外問わず、まず多くの方に知っていただくためにも、本コンテストに積極的にトライしていただきたいです。
1人1人が協力をしあうこと、興味や関心を持っていただくことが大切です。
まずは身近なところから関心を持って取り組んでいくというのが大切かと思います。
情報やメディアがより便利であったり発達する一方で、このままでいいのかといった問題定義も多い世の中です。
もっとみなさんで住みやすくしていきませんか。
2030年までそれぞれの考え方から変えていかないとなりません。
みんなで世界をよくしていきましょう。
シャボン玉石けん審査員総評
全国各地から4,710点もの作品を応募いただき、誠にありがとうございました。みなさんの想いが伝わってきて、これから創っていく未来が明るいものになることを確信しました。SDGsについて「知っている」から「実践している」へ一歩踏み込む機会になれば嬉しく思います。 一人ひとりが毎日の生活の中でできることはたくさんあります。私たちの手でより良い世界・未来を創っていきましょう!
北九州市長審査員総評
今回のコンテストには、日本全国から多くの作品が寄せられました。そして、その一つ一つが身の回りや世界の課題を自分事として捉え、取り組んで行こうとする意思が込められたものでした。このようなコンテストを北九州から発信できたことを大変うれしく思います。 一人ひとりの取り組みがSDGsという共通言語でつながり、世界の課題解決に向けた大きな力になっていくことを期待します。
朝日新聞社審査員総評
川柳部門については、小学生からシニア層まで、幅広い世代から応募があり、SDGsの取り組みが多くの人たちに浸透してきていることを実感しました。 フォト部門では、SDGsのそれぞれの目標を念頭に、周囲に目を向けたり、自らイベントに参加したりして、問題点を切り取った力作がそろいました。 今後もSDGsの精神が日常生活に根付いていくことを願っています。
梅崎 流青
若子jet
オオタヴィン
シャボン玉石けん
代表取締役社長森田 隼人
北九州市長北橋 健治
ギラヴァンツ北九州
代表取締役社長玉井 行人
魚町商店街振興組合
理事長梯 輝元
朝日新聞西部本社
代表市村 友一
持続可能な消費と
生産のパターンを確保する。
受賞コメント
大賞に選んでいただきありがとうございます!休校で友達に会えず、寂しい日々を過ごしている時の知らせにとても嬉しく、ビックリもしました。家族で喜び合いました。
僕は気に入った靴下が少し破けただけで手放したくなくて何度も履いています。この行動がSDGSになるのかな?とも思ったけど気持ちを言葉にしてみました。
この受賞で自分の行動に自信が持てました。これからも僕にできるSDGSに取り組んでいきます。