ネクストリボン がんとの共生社会を目指して

出演者プロフィール

1部 シンポジウム 
「がんとの共生社会を目指して ~企業対策最前線とこれからの働き方~

櫻井 公恵
株式会社櫻井謙二商店 代表取締役社長

1967年生まれ、千葉県出身。中央大学卒業後、不動産会社勤務を経て、同県銚子市で生家が営む食料品卸売業に入社。代々、社員に何かがあった時は臨機応変に対応し、雇用を維持してきた。38歳で消化器の希少がんGISTに罹患した夫も、本人の希望により、亡くなる2週間前まで働いた。2010年より4代目社長に就任。今年で創業87年目。44人の社員と共によりよい働き方を模索している。GIST・肉腫患者と家族の会「NPO法人GISTERS」の副理事長や厚生労働省「がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会」(2014年)のメンバーも務める。

高橋 都
国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センター がんサバイバーシップ支援部長

1984年、岩手医大医学部卒業。10年間一般内科臨床に従事したのち、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(保健学博士)。同大医学系研究科公共健康医学専攻講師、UCLA公衆衛生大学院客員研究員、獨協医科大学公衆衛生学准教授を経て、2013年4月より現職。一貫して、がん患者や家族の心理面を含めた社会的支援に関する研究と社会啓発に取り組んでいる。共編著に「企業のためのがん就労支援マニュアル」(労働調査会, 2016)、「終末期医療」(丸善出版, 2012)、「死生学5~医と法をめぐる生死の境界」(東京大学出版会, 2008)など。

竹田 敬治
テルモ株式会社 人事部長

1962年生まれ、大阪府出身。1986年、テルモ株式会社に入社。各部門の人事業務に携わった後、2017年より現職。また健康管理担当として、子会社も含めた健康経営推進の横断組織のリーダーも担い、社員の健康増進に取り組んでいる。2017年には「がん就労支援制度」を設け、治療を受けながらでも柔軟に働ける環境を整備。社内外に明確に発信することで、職場や家族が一体となって支える体制を構築した。医療に携わる企業として、社員の健康は重要なテーマ。社員の健康が企業の持続的成長につながると考え、社員がいきいきと健康で働ける会社を目指している。

藤田 直志
日本航空株式会社 代表取締役副社長執行役員 健康経営責任者

1956年、神奈川県生まれ。1981年に入社し、2010年2月に執行役員、2016年4月より代表取締役副社長に就任。
2017年度からCWO(Chief Wellness Officer)として健康経営の責任者となる。
社員の健康がまず重要との考えに基づき、JALグループ全社員の健康とその先にある豊かな人生、企業理念の実現に向け、先頭に立って健康経営を推進している。
企業理念: JALグループは全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、「お客さまに最高のサービスを提供します」
一、「企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します」

御園生 泰明
株式会社電通第21ビジネスプロデュース局 ビジネスプロデュース部 部長/LAVENDER RING 発起人

1977年生まれ、千葉県出身。東海大学卒業後、中堅広告会社勤務を経て2005年に株式会社電通に入社。ビジネスプロデュース局にて部長を務める。家族は、妻、小学3年生の息子と幼稚園年長の娘の3人。2015年、ステージ3Bの肺腺がんの告知を受ける(のちにステージ4)。化学療法や放射線などによる治療のため通院しながら、周囲の支えと働きかたの改善により変わらず仕事を続けている。本業の傍ら、「がんになってもいきいきと暮らせる社会を作る」ことを目的にした有志によるボランティア活動「LAVENDER RING」を立ち上げた。

コーディネーター:上野 創
朝日新聞社 東京本社社会部教育チーム記者

1971年生まれ、東京育ち。早稲田大学卒業後、1994年に朝日新聞社入社。横浜支局に勤務していた26歳の時に肺に転移した精巣腫瘍が見つかる。手術、抗がん剤治療を受け、1年後に職場復帰を果たしたが、その後2度再発し、入退院を繰り返す。体験を連載記事「がんと向き合って」で公表し、後に出版、日本エッセイストクラブ賞を受賞。その後は社会部で教育をテーマに取材活動をしながら、がんサバイバーの生き方や「いのちの教育」などもテーマとして追い続けている。2010年に担当した連載記事「ニッポン人脈記 がん その先へ」が第30回ファイザー医学記事賞大賞を受賞。

司会:原元 美紀
フリーアナウンサー

1969年生まれ、東京都出身。現在、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演中。1992年に国学院大学を卒業後、名古屋のCBC中部日本放送アナウンサーとなる。1996年にフリーに転身した後は、日本テレビ「ニュース朝いち430」「はーい朝刊」など、数々のニュース番組でキャスターを務める。また、2007年に大腸がんを早期発見、治療した経験から、広くがん検診を呼びかける活動に取り組み、各地で講演やイベントを行っている。2008年より、NPO法人「ブレイブサークル」大腸がん撲滅キャンペーンのメインサポーターを務め、2016年理事に、2018年副理事長に就任。

2部 トークイベント 
「がんについて語ろう ~がんとともに生きる、寄り添う~

岸田 徹
NPO法人がんノート代表理事

1987年生まれ、大阪府出身。立命館大学卒業後、IT関連企業に就職。2012年、社会人2年目の25歳で「全身がん」宣告。がんの種類は「胚細胞腫瘍(胎児性がん)」という希少がん。3カ月の抗がん剤治療後、2013年に2回の手術を受ける。2015年に再発、再度手術を受け、現在は経過観察中。自身の闘病経験から医療以外の「患者側の情報」も大切だと思い、2014年からがん経験者インタビューのウェブ番組「がんノート」をスタート。“一歩踏み込んだセンシティブな患者情報”をユーモアを交え発信。ウェブ生放送回数は90回以上を数える。がん経験者同士によるぶっちゃけトークが話題を呼び、多メディアに取り上げられている。

木山 裕策
歌手・会社員

1968年生まれ、大阪府出身。35歳の時に左側の甲状腺に悪性腫瘍が見つかり手術を受けることに。声帯と繋がる神経(反回神経)を傷つけてしまう可能性があり、声が出なくなるかもしれないと告げられる。手術後は声が出しにくい状態だったが、半年後には歌える状態にまで回復し、歌手という夢へ挑戦することを決意。歌手を発掘する日本テレビ系『歌スタ!!』に出演し、2度目のプレゼンテーションによってデビューが決定する。2008年2月6日にシングル「home」でデビュー。同年12月31日のNHK紅白歌合戦に初出場する。現在では数多くのテレビ番組に出演、週末には歌を届けるために全国を飛び回っている。2018年5月にニューシングル「手紙」をリリース。

古村 比呂
女優

1965年生まれ、北海道出身。1985年、北海道のローカル番組出演の際にスカウトされて上京し、クラリオンガールの準グランプリ賞を受賞する。1987年のNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」でヒロインを務め、一躍人気を博す。結婚して3男をもうけた後、2009年に離婚してシングルマザーとなる。2012年に子宮頸がんで二度の手術を受け、後遺症でリンパ浮腫などに悩む患者たちと情報交換会「シエスタの会」を開催している。術後5年目、再発・再再発。現在抗がん剤治療を続けながら、自らの経験について講演しているほか、リンパ浮腫情報交流サイト「シエスタ」と人にやさしいプロジェクトサイト「HIRAKU」を開設。

濱松 誠
ONE JAPAN共同発起人・代表

1982年生まれ、京都府出身。2006年パナソニックに入社し、海外営業や新規事業などに携わる。2016年、大企業の若手有志でONE JAPANを設立し、代表に就任。共創や新しい働き方の実現に取り組んでいる。日経ビジネス「2017年 次代をつくる100人」に選出。2018年、パナソニック社を退職。2017年に結婚した妻、鈴木美穂さんは2008年に乳がんを経験し、現在は、がん患者や家族の支援をする認定NPO法人マギーズ東京の共同代表。 ONE JAPANとして書籍「仕事はもっと楽しくできる」(プレジデント社)を上梓。https://www.amazon.co.jp/dp/4833451344

矢方 美紀
タレント、元SKE48

1992年生まれ、大分県出身。2009年 SKE48三期生オーディションに合格し、加入。2017年までの約7年半をSKE48に所属し、2016年から卒業までチームSリーダーを務めた。2018年4月、25歳の時にステージ2Bの乳がんにより、左乳房全摘出・リンパ節切除の手術を受ける。現在は治療を続けながら、自身の夢である声優を目指している。また、乳がんの早期発見・セルフチェックの重要性を伝える活動にも取り組む。NHK(東海エリア)でレギュラー番組『#乳がんダイアリー 矢方美紀』に出演するほか、ラジオ・ナレーション・MC・講演会等、名古屋を中心に活動中。

対談の聞き手:向井 亜紀
タレント

1964年生まれ、埼玉県出身。日本女子大学在学中、ラジオDJとして人気を集め、以後テレビ・ラジオ・執筆・講演など、幅広く活動。1994年、格闘家の高田延彦氏と結婚。2000年、子宮頸がんによる子宮全摘出で、妊娠16週で小さな命を失う。2003年、米国での代理出産により、双子の男子を授かる。2013年にはS状結腸がんが発覚し、手術する。現在はテレビ番組「朝だ!生です旅サラダ」の司会を務めるほか、夫と共に全国で展開する体育教室『高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ』にMCとして参加し、のべ2万人以上の子どもたちに身体を動かす楽しさを伝えている。

司会:原元 美紀
フリーアナウンサー

1969年生まれ、東京都出身。現在、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演中。1992年に国学院大学を卒業後、名古屋のCBC中部日本放送アナウンサーとなる。1996年にフリーに転身した後は、日本テレビ「ニュース朝いち430」「はーい朝刊」など、数々のニュース番組でキャスターを務める。また、2007年に大腸がんを早期発見、治療した経験から、広くがん検診を呼びかける活動に取り組み、各地で講演やイベントを行っている。2008年より、NPO法人「ブレイブサークル」大腸がん撲滅キャンペーンのメインサポーターを務め、2016年理事に、2018年副理事長に就任。