ネクストリボン がんとの共生社会を目指して

2019年2月4日 開催

シンポジウム 「がんとの共生社会を目指して
~企業の対策最前線とこれからの働き方~

検診・禁煙、トップから発信

竹田 敬治 氏(テルモ株式会社 人事部長)

医療機器メーカーとして歩み、健康経営について2014年ごろから、社長自らメッセージを発信してきた。

大切にしていることの一つは、2次検診100%をめざしていること。産業保健師、人事部から、所属長に受診するよう強く言ってもらうようにした。営業拠点の評価に検診項目も盛り込み、受診率は6割から8割超まであがった。

がんの原因の一つとして指摘されている禁煙も指導している。敷地内禁煙などの取り組みで、喫煙率は13年34%だったが17年は25%まで下がった。14年に社員の子ども向けに健康セミナーも開いた。40年間ほど喫煙していた当時の専務が、孫からの手紙で禁煙して、その後は全国行脚して禁煙を呼びかけてくれた。

17年にがん就労支援制度を導入し、個別対応から制度として構えた。失効有休を復活させて小刻みな取得を可能にしたり、無給休暇を導入したりしている。女性向けセミナーや検診補助で受診率向上も図っている。他社とも情報共有して、更に整えていきたい。