藤田医科大学

「救える力を、創りだす。」
世界水準の研究・臨床実習環境で学ぶ

1968年に開学した医療系総合大学。同じ敷地に、大学、大学院、研究施設、大学病院が集約され、幅広い分野の医療人を育成するとともに、高度医療から地域医療までを実践し、研究を通して医療の進歩にも貢献している。単一の大学病院では国内最大の病床数を持つ藤田医科大学病院をはじめ、4つの特色ある教育病院で行われる臨床実習では、高度かつ多様な経験を積むことが可能だ。

「教育」「臨床」「研究」が
連携する最先端の教育環境

羽田イノベーションシティに開設した藤田医科大学東京 先端医療研究センター

豊明市の広大なキャンパスには、国内最大規模の病床数・診療科数を擁する藤田医科大学病院と、世界的な研究施設が集う。「教育」「臨床」「研究」がひとつになって連携する、恵まれた環境だ。

学生には、大学病院に加え、先進医療から終末期医療までをカバーする計4つの教育病院で、高度かつ多様な経験を積み、幅広い医療を学ぶ環境が用意されている。

また、2023年10月には、羽田空港エリアに次世代医療・研究の拠点「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」が開設された。併設の「藤田医科大学 羽田クリニック」では、再生医療やがんゲノム医療、高度生殖医療、最先端のリハビリテーション、最新機器を用いた精密健診など、高度な医療を提供。研究では、この臨床の場を有する利点を生かし、さまざまな基礎研究機関や医療関連企業と連携するなど、「臨床」と「研究」を緊密に結びつけ、最先端医療を発展させることに取り組んでいる。

ますます充実する環境のもと、学生一人ひとりの悩みや相談に対し、きめ細かにサポートする体制を整えているのも教育・指導の特長だ。

現在は、3学部・5学科・2コース体制で、医師、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、看護師、保健師、理学療法士、作業療法士を養成。臨床現場を経験した教員や、現役の医師、医療従事者による実践的な指導を展開する。国家試験対策も充実し、合格率は全ての学部で毎年、全国平均を大きく上回る。

また、就職先は藤田医科大学病院を筆頭に、それぞれ取得した国家資格を生かし、他大学病院、公務員医療職、病院・医院、検査・健診センター、さらに医療機器・製薬、食品、環境、バイオ関連の企業など、医療現場に限らず活躍の場を広げている。

臨床実習の場となる
特色のある教育病院群

医学部1年次の早期臨床体験の様子

同敷地内にある藤田医科大学病院は、43の診療科で多様な疾患に対応しており、そのスケールから症例数も国内トップクラスだ。藤田医科大学では同院と連携し、患者さんの同意を得た検体を教育・研究に活用することで、医療の発展に大きく貢献している。

そして、臨床実習の中心となるのがこの大学病院。最先端の医療の場での実習を実現し、専門性と実践力を身につけることができる。

医学部では1年次から、看護師の実際の夜勤につく「看護体験実習」や、看護部・放射線部・薬剤部などさまざまな部門を回る「早期臨床体験実習」、患者さんと接する「ホスピタリティ実習」など、豊富な実習が組み込まれている。学生たちは、早くから臨床の現場を体験し、医師の役割や多職種連携を理解することで、将来像をイメージし、モチベーションを高めている。

医療科学部・保健衛生学部の各学科では同じく1年次から、チーム医療の一員としてそれぞれがどのような役割を担うのかを実際の現場で体験する実習がある。大学病院での実習を通して高度な医療現場を体験しながら、医療従事者を志す決意を新たにすることも多い。

大学病院が隣接することで、1年次からの現場実習が可能な環境も大きな魅力だ。

実習を行う教育病院はほかに3つある。名古屋市で、都市型地域医療支援病院として地域に密着するとともに、中核病院として安全・高度な医療を提供する「ばんたね病院」。三重県津市で、回復期リハビリテーション、緩和ケア医療を中心とした医療を提供する「七栗記念病院」。そして岡崎市にあり、西三河の救急医療と、大学病院ならではの高度医療を提供する「岡崎医療センター」だ。これらの特色ある教育病院での実習は、医療職を目指す学生にとって大きな財産となっている。

社会貢献に向けた取り組み
その時、いちばん動ける藤田学園へ

上:被災地支援の学生たち/下:配備されたドクターヘリ

藤田医科大学では、2030年に向けた学園ビジョンの中に「社会貢献」を掲げ、災害医療への取り組みを進めている。

その一環が、藤田医科大学病院で2024年2月に配備された「ドクターヘリ」だ。同院は特定機能病院・高度救命救急センター・基幹災害拠点病院に指定されており、ドクターカーおよびECMOカーを有し、愛知県の救急医療応需ならびに救命率向上に寄与している。そこにドクターヘリが加わることで、南海トラフ地震をはじめとする大規模災害時の救命医療体制の構築と、愛知県内から中部地域に至るまでの地域医療への貢献を目指す。

また、全国初となる防災士養成カリキュラムの全学生必修化を、2023年度の入学生より開始。これは、医科大学としての取り組みに加え、巣立つ人材が防災に強い地域づくりに貢献できる流れを作りたいという考えからだ。2024年3月末時点で既に学生・教職員合わせて2589人の防災士を輩出。大規模災害時にも、「自助・共助・公助」の役割を理解し行動できる人材育成をめざしている。

こうした取り組みが、2024年1月1日に発生した能登半島地震において発揮された。ドクターヘリは2月の正式運用前ながら、石川県からの要請を受けて災害支援活動に従事。2月には、防災士の資格を持つ学生を被災地へ送る災害支援派遣プロジェクトが始動した。例えば穴水町の避難所では、運営支援や地域の復興支援、住民の身体的・精神的ケアなどの活動に取り組んでいる。

未来社会のあらゆる課題に一つひとつ着実に取り組んでいく。「その時、いちばん動ける藤田学園へ」。大学として、病院として研鑽(けんさん)を重ねる、藤田医科大学の挑戦は続く。

CAMPUS TOPIC[注目したい大学の魅力]

海を越えて約5000㎞!愛知-シンガポール間
遠隔手術の実証実験に成功

2023年10月、藤田医科大学は、約5000㎞離れたシンガポール国立大学と、手術支援ロボット「hinotori」を用いた遠隔手術の実証実験を実施した。

実証実験では、人との類似性が高いブタを用い、シンガポール国立大学に設置されたサージョンコンソール(操作台)から、藤田医科大学の「hinotori」を操作。幽門側胃切除・リンパ節郭清・残胃十二指腸吻合(ふんごう)を行い、成功を収めた。を行い、成功を収めた。

藤田医科大学は2023年4月にも、愛知-東京間の約300㎞離れた場所から遠隔手術指導の実証実験を実施。国内ロボット支援下手術のフロントランナーとして、遠隔手術の社会実装を推進するとともに、国内外での遠隔手術支援を通して高度な医療技術を広め、医療の質の向上に寄与することをめざしている。

シンガポール国立大学から操作する遠隔実証実験の様子

ひらく 日本の大学
[朝日新聞 × 河合塾共同調査]

海外大学との連携によって
豊かな国際性と広い視野を持つ

藤田医科大学は、留学生を相互に受け入れるMOU(大学間学術交流協定)を、アメリカ、ヨーロッパ、アラブ首長国連邦、中国など21カ国37大学と締結し、学生の相互交流や教職員の海外派遣を積極的に展開している。

国や地域によって使用する機器や医療そのものに対する考え方はさまざまであり、日本との違いを体験することは、グローバルな舞台で活躍する医療人になるために必要といえる。その為、全学部で学生の交換留学を実施するなど、多様な学習・交流機会が設けられており、学生はグローバルな学びを体験することができる。これは医療系大学として極めてまれな取り組みだ。

直近では、2023年8月にシンガポール国立大学、2024年4月には香港科技大学といったアジアトップレベルの大学と協定を締結するなど、年々協定校を増やし、共同研究や人材交流によって国際社会で活躍できる人材の育成を推進している。

香港科技大学での協定式の様子

掲載大学一覧[東 海]

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