新学習指導要で設けられた「総合的な探究の時間」。本格的な稼働に向けて、
地域課題やSDGsをテーマに、全国の高校ではさまざまな特色のある取り組みがスタートし始めています。
自ら学びを深めていく探究学習では、これまでの画一的な教育とは異なった教授法、指導法が必要となり、
カリキュラムマネジメントを含めてまだまだ教育現場では試行錯誤が続けられています。
探究学習と教科学力との関連やキャリア教育と連携する方法について課題を感じられている先生方も多いと思います。
本セミナーでは、探究学習とキャリア教育をテーマに議論します。
・探究学習を高度化していくことで生徒一人ひとりが自分の関心と向き合うことが大学選びや将来の方向性の選択にいかにつながってくか。
・探究学習で地域課題やSDGsをテーマに取り上げることからいかにキャリア教育へ橋渡しをしていくのか。
・生徒の意識をいかに高め、変化させていくのか。
授業の方法論や大学の授業の実践例、入試の事例などを中心に、講師の先生だけでなく、参加者のみなさんと実践に向けて議論します。
なお、本セミナーは、冬の探究サミット(主催:トモノカイ 協力:朝日新聞社)のメインイベントです。
他のセミナーと合わせてこぞってご参加ください。
開催概要
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- 日程
- 12月19日(土) 14時30分~17時30分
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- 主催
- 朝日新聞社総合プロデュース本部
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- 企画協力
- 株式会社トモノカイ、大正大学
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- 対象
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高校、中高一貫校の教職員、
進路指導教員
探究学習やSDGsの教育に興味のある教育関係者
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- 方法
- 参加型オンラインセミナー(ZOOMの利用を予定しています)
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- 参加費
- 無料
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- 募集
- 500人
(応募者多数の場合は抽選を行います)
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- 応募締切
- 2020年12月14日(月)
プログラム
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- 14:30~
35 - 主催者挨拶
- 14:30~
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- 14:35~
15:05 - 講演 「探究学習の高度化とキャリア教育」
國學院大学教授 田村学氏
※質疑応答がございます
- 14:35~
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- 15:05~
15 - 「探究×SDGs 地域の課題解決のコツ」/企業・大学プロジェクについて
- 15:05~
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- 15:15~
35 - 事例発表Ⅰ 「入試と探究学習:探究型入試の試み
―APUの事例から―」
立命館アジア太平洋大学・東京オフィス 伊藤健志所長
- 15:15~
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- 15:35~
55 - 事例発表Ⅱ 「探究から創造へ―実践的学修プログラムで育成する創造型人材―」
大正大学 地域創生学部 岡山朋子学部長
- 15:35~
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- 15:55~
16:15 - ブレイクアウトセッション
- 15:55~
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- 16:15~
17:15 - パネルデスカッション
「探究学習とキャリア教育 -地域課題、
SDGsをテーマに探究学習をキャリアにつなげる方法-」
國學院大学教授 田村学氏
東京都市大学教授 佐藤真久氏
大正大学 地域創生学部 岡山朋子学部長
立命館アジア太平洋大学・東京オフィス 伊藤健志所長
- 16:15~
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- 17:15~
30 - 質疑応答
- 17:15~
※ プログラムが変更になる場合がございます。
※ 当選のメールにて、時間、最終のプログラム内容のご確認をお願いいたします。
講師

- 田村学氏 (國學院大学 教授)
- 昭和37年新潟県生まれ。 新潟大学教育学部卒業後、昭和61年4月より新潟県公立小学校教諭、新潟県上越市立大手町小学校教諭、 上越教育大学附属小学校教諭、 新潟県柏崎市教育委員会指導主事を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官を歴任。文部科学省初等中等教育局視学官として新学習指導要領作成に携わる。平成29年4月より國學院大学人間開発部初等教育学科教授。

- 佐藤真久氏 (東京都市大学 教授)
- 昭和47年東京都生まれ。筑波大学・筑波大学大学院を経て、英国国立サルフォード大学にてPh.D取得。地球環境戦略研究機関(IGES)の第一・二期戦略研究プロジェクト研究員、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)の国際教育協力シニア・プログラム・スペシャリストを経て、現在、東京都市大学大学院環境情報学研究科教授、UNESCO ESD-GAPプログラム(PNI:政策)共同議長、JICA技術専門委員、責任ある生活についての教育と協働(PERL)国際理事会理事、認定NPO法人ETIC.理事などを兼務。
ゲストスピーカー

- 岡山朋子氏(大正大学 地域創生学部長)
- 昭和46 年静岡県生まれ。名古屋大学法学部・名古屋大学大学院国際開発研究科を修了後、名古屋市の市民団体「中部リサイクル運動市民の会」に就職。その後、名古屋大学大学院環境学研究科で博士(環境学)を取得。名古屋大学エコトピア科学研究所特任講師、豊橋技術科学大学研究員などを経て、大正大学人間学部人間環境学科准教授となる。現在、大正大学地域創生学部地域創生学科の教授・学部長。専門は循環型社会政策論。

- 伊藤健志氏(立命館アジア太平洋大学・東京オフィス所長)
- 昭和41年福岡県生まれ。大学卒業後、企業人材の国際化を支援する会社、教育旅行を専門とする旅行会社等で勤務後、 2002年4月に立命館アジア太平洋大学(APU)に入職。交換留学担当オフィサー、入学課長、学長室課長を歴任後、2017年5月よりAPU東京オフィスの責任者。自らの海外経験がその後の人生を変えたように、学生達に世界と混ざりあう機会を創出することがライフワーク。
冬の研究サミット講座
(主催 株式会社トモノカイ/
協力 朝日新聞社総合プロデュース本部)
12/20(日) 14時~16時
実践事例紹介&
探究ノウハウ大質問会
総合的な探究の時間における様々な実践事例の紹介と共に、チャットなどを使って、皆さまの現場での困りごとに対して、パネラーがヒントを提供するセッションとなります。
山梨県立吉田高等学校 廣瀬志保教頭
岡山県立真庭高等学校 中山順充先生
熊本県立宇土高等学校 後藤裕市先生
12/21(月) 20時~21時半
授業を探究化するためのコツ
総合的な探究の時間だけではなく、従来の教科の学びも「探究的な学習」にシフトしていくことが必要になります。 実践事例をもとにそのためのコツを学んでいきます。
三田国際学園中学校・高等学校 大野智久先生
12/22(火) 20時~21時半
オンラインでの学びと探究
コロナ禍の影響により、各学校現場ではオンラインの活用など様々な努力が行なわれていると思います。オンライン活用の実践事例を紹介することでそのヒントを提供したいと思います。
八千代松陰中学・高等学校 飯塚真吾先生
八千代松陰中学・高等学校 金岡辰徳先生
12/23(水) 17時~18時半
探究の進め方のコツ
ギュッとまとめて伝えます
トモノカイ 神原洋子
