広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

『働く』と『子育て』のこれからを考える

ECCジュニアセミナー全文

細川  本日はECCジュニアのセミナーにご参加いただきましてありがとうございます。私、ECCジュニア東京センターで、ホームティーチャーと呼ばれる先生方に研修ですとか指導をさせていただいております細川美里と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

新美  私、ECCジュニアの営業サポート課の新美藍と申します。普段はイベントやお子様の海外ツアーの担当をしておりまして、教育面はあまり携わっておりませんので、今日はみなさまと同じような目線で細川に色々尋ねてみたいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

細川  本日ゲストスピーカーとして、「AERA English」編集長にお越しいただいております。

杉澤  どうもみなさん、はじめまして。「AERA English」の杉澤と申します。「AERA English」という雑誌をご存じの方がいらっしゃるかは分からないのですが、AERAという雑誌はみなさんご存じでいらっしゃいますよね。30年ほど前に創刊しまして、10年ほど前に派生雑誌としてAERA Englishという雑誌を作りました。これはAERAの中で「職場の英語」という特集を組んだところ、非常に多く読まれまして。当時は職場で英語が公用語化するような会社さんが増えてきた時期でした。職場の英語ということで、例えばTOEICを学ぶというテーマで別冊として始まったのがAERA Englishです。
それから派生して、3年ほど前に作り始めたのがAERA English別冊の英語に強くなる小学校選びという雑誌です。こちらは名前の通り、今、幼児英語教育が非常に盛んになってきています。この後の話にもありますが、英語を小学校から学ぶ機会が増えていく中で、学校選びだけでなくてどうやって英語と接していくかについてこの一冊でまとめています。

細川  はい、それでは日本の英語教育のこれからということで、これからの英語教育の流れを簡単にご説明させていただきたいと思います。2020年に東京オリンピックが開催されますが、それに合わせて、学校での英語教育というのが大きく変化して参ります。どのように変化するというのはご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。新聞ですとかAERA Englishさんで目に触れた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、そういうものをご覧になった方はいらっしゃいますか。挙手いただいてもよろしいですか。

杉澤  2020年問題と呼ばれていますが、私たちはAERA大学シリーズというもので大学受験と小学校の英語問題を特集でよく組むことがあります。具体的に小学校の英語教育はどう変わっていくのでしょうか?

細川  はい。今後の英語教育改革ということで、英語に関して申し上げます。まず一つ目、公教育の英語が変わるとありますが、公立の小学校、中学校、高校の英語が変わって参ります。

杉澤  具体的にはどのように変わるのでしょうか?

細川  小学校5年生と6年生で英語が教科化されます。

杉澤  今現在はどうなのでしょうか?

細川  今現在の5、6年生では外国語活動の一環として英語に触れるという時間を取っていまして、教科ではないですよね。

杉澤  成績にはならないということですね。

細川  そうです。今現在は成績は付いていないのですが、2020年からは国数社理と同じように教科ですので、テストもあって成績が付くというような大きな変化になります。

杉澤  同時に小学校3年生から英語に触れる機会も始まるのですね。

細川  そうです。今小学校5年生、6年生で行っているようなことが小学校3年生と4年生に降りてくるというような。早期に英語に触れるという流れに変わっていきます。

杉澤  なるほど。

細川  もう一つなのですが、その中身ですね。どう変わっていくのか。変わるというのは、大学入試が変わるからということもあるのですが、中身はどうするかというと、4技能統合型学習というものが英語のレッスンの中身になってきます。

杉澤  4つの技能ですね。具体的には?

細川  4技能とは「聞く」「話す」「読む」「書く」の力のことですね。

杉澤  小学校だと算数は足し算から始めますよね。足し算から始まって引き算があって、かけ算があって、割り算がある。学習には順番があり、まず耳で聞く、そして話してみる。それが出来て初めて読んだり書いたりという流れがあるようなのですが、一般の高校受験や大学受験は逆だったと思います。テストは英文を書いたり、それを日本語に訳すということで、話したり聞いたりという受験科目はなかったと思いますが、2020年の大学受験ではその辺も変わってくるということですね。

細川  そうですね。読み書きを重視していた従来型の授業から、「聞く」「話す」ということを統合するということなので、知っている上でそれを発信していく力が求められる流れになります。つまり、英語を知っているだけではなく、英語を使って何が出来るのかが問われる時代になっていくということですね。

杉澤  自発的に学ぶというのは最近「アクティブラーニング」という言葉をテレビなどで聞くと思いますが、やはり日本の教育はこれまで受け身型でして、教わったことをしっかり覚える、あるいは場合によっては暗記をして、それをどれだけ覚えているかによってテストの成績や受験の合否が変わってきたりしました。でも当然、暗記が強いだけでは仕事にならない場合ってありますよね。そういったこともあって、今、学びが大きく変わろうとしています。まず幼児の段階で、言葉を聞いて話すことを覚える、これは早いにこしたことはないですよね。

細川  そうですね。おっしゃる通り、使える英語力を身につけるには早くから触れて始めていくということが大事になっています。本日はご家庭でどのように英語に触れさせることができるのかということを伝えさせていただきたいと思います。

杉澤  お願いします。

細川  英語力をお子様に身につけさせるために英会話スクールに通わせるという親御さんも多いのではないかなと思うのですが、様々なアプローチ方法がございますよね。その中でもみなさんが普段の生活の中で、無理なく取り入れていただけるような例を、難しいものではなく、簡単に少し日常にプラスできるようなものをご紹介させていただきたいと思います。
「聞く」「話す」ということが特に幼児期は大事になりますので、そのようなアプローチを取り入れたゲームのようなものですね。お母様が英語でご家庭で行うというとき、どのようなことがあるでしょう? ご家庭でできることとして、お子様はお母さんやお父さんと触れ合うことが大好きですよね。ご両親とお話することが何より好きな時期だと思いますので、そういった特性を活かして、普段から少し意識してできることから英語に触れさせる機会を設けていただけたらと思います。お子様の日常で英語を使う際のキーワードをお伝えしますね。3つございます。保護者様も一緒に、そして楽しく、遊びながら取り組むこと。そして毎日少しずつでも良いので英語に触れるということが大事だと思っています。

杉澤  ここは「勉強」という感じではないのですね。

細川  そうですね。楽しみながら無理なくですので、お勉強ではありません。英語の単語やフレーズを教え込もうとして、できるまでスパルタでやるというものではなく、保護者の方も一緒に楽しみながらコミュニケーションの一環として英語を使ってみようというような気持ちでやっていただければと思います。

新美  既にご家庭で教えているよ、という方はいらっしゃいますか? 教えようと思っても忙しかったり、お母様も「良いよ、日本語で良いよ」となってしまったりすることもあります。それから、嫌々にならないように、ここでは「楽しく」ということがキーワードになりますよね。

細川  そうですね。具体的にどうしていけば良いかということで、まず一つ目は物を使って英語に触れさせるという方法をお伝えいたします。英語に触れさせるツールとして思い浮かぶのは何かございますか?

新美  CDとかでしょうか。

杉澤  そうですね、音楽から聞いて入ってくるのはありますよね。

細川  英語のCDや絵本、おもちゃなどが思い浮かぶのではないかと思います。代表的なものとして英語ソングのCDがありますが、それを使うとどんな効果が期待できるかと言いますと、やはりCDですので英語の生の音ですとか英語独特のリズム。日本語と全然違いますよね。それに触れられるというのが一番の特徴になります。特に幼児さんの時期というのは耳、口が柔らかい。

新美  柔らかい? 吸収が良いということでしょうか?

細川  そうですね。聞いた音というのをそのまま再現できる力を持っているのが幼児期にしか得られないものです。

新美  子どもってテレビCMをすぐに口にしたり、お母さんが言った言葉をすぐ使ったりしますものね。

杉澤  子どもって、ずっと繰り返したりしていますね。

細川  日本語では無意識に音やリズムをご両親の言葉から得ていると思いますが、英語も同じで幼児期にたくさん触れていただくことで自然に何の抵抗も無くリズムや音を拾います。ですので、CDと同じようにそっくりそのまま真似出来るという効果を期待できるのは、幼児さんのうちに触れていただくと、より効果が高いと思われています。

杉澤  その際、意味は分からなくても良いのですね?

細川  そうです。意味は後で付いてきますので。英語のソングCDというものは効果的です。またアルファベットの積み木やパズルがご家庭にあるのではないかなと思います。

新美  ECCでもソフトパズルを2・3歳児さんから触れてもらって、アルファベットの形を学んでいます。

細川  定番物だと思いますが、アルファベットの形から英語に触れるということもすごく効果的です。ECCのレッスンでもアルファベットを人文字で表したりしております。

新美  まだ字が書けなかったりとか、大文字でもトライするのが難しかったりしても、体を使って「じゃあAになってみましょう」とか。Bはちょっと難しいのですが。

杉澤  Bはどうするのかな?と今思っていました。

細川  このように遊びの中でアルファベットを取り入れるというのも一つですね。アルファベットというのは簡単なようで、繰り返し触れないとなかなか覚えられないものでもありますので。ただ見たり書いたりするだけではなく、形に触れるというのも一つ効果的がアプローチ方法ですね。ただCDを聞いてもらったりとか、アルファベットのパズルを与えたりするだけではなくて、保護者の方も一緒にコミュニケーションを取りながらやっていただくということがポイントになります。

杉澤  「一緒に」ですね。キーワードは。

細川  そうです。与えて一人で遊ばせるだけで終わりではなく、一緒に歌を歌ったりですとか、英語の本を一緒に楽しんでいただいたりですとか、大好きな保護者様と一緒だからこそ「楽しいな」と思っていただいて、ひいては英語が好きになるという形につなげていただければ、英語により興味を持っていただけるのではないかなと思います。続きまして、お子様の身近な物、好きな物などを使って英語に触れるということをご紹介させていただきます。お子様の好きな物、今興味がある物って、どんな物でしょう?

新美  みなさん、いかがでしょう?ご自身のお子様、何が好きですかね? 動物や乗り物とかは男の子が特に好きかもしれませんね。

杉澤  乗り物は男の子が好きですよね。車が走っていると、ずっと追いかけていたり、車の種類を覚えたりとか。

新美  大人より覚えるのが早かったりしませんか?

杉澤  私がそうでした。車を見ると、その種類をすぐに当てていました。

新美  今でもお好きですか?

杉澤  今でも好きですね。

細川  興味が子ども時代から続いているんですね。

杉澤  ずっと残りますね。

細川  大人以上にお子様というのは自分の好きな物に興味を示して、何度もそれに触れたり、飽きること無く遊んでいたりするのではないかなと思います。何回も接触したい、何回も関わりたいと思い、自然と手が伸びていくのかなと思いますが、そういった好きな物をきっかけに英語に接触させると英語に興味を持ってくれる可能性が高いですね。「これ英語で何と言うのかな?」という感じで車を紹介するのも良いと思います。

杉澤  それも楽しさですよね。遊びながらというのが良いですね。

細川  コミュニケーションを取りながら学んでいただくということですね。そして好きなことは自然と関われると思うのですが、今回は英語に興味を持ってもらうということに加えて、お子様の苦手なことを克服しようということもご紹介します。

杉澤  一石二鳥ですね。

細川  例えばお風呂が苦手というお子様、湯船に浸かるのが嫌で早く出たいというお子様ももしかしたらいらっしゃるのではないかなと思います。そういったとき、お風呂で遊べるグッズは今たくさん出ていますよね。

杉澤  そのアルファベットもお風呂に入れても大丈夫なものですか?

新美  大丈夫です。水に強い素材で出来ています。

細川  色んなグッズが出ていると思いますが、そういった物を使って、嫌いなお風呂でも保護者の方と接する機会、ご両親との楽しい遊びの場にしていただき、そこに英語を加えて英語に興味を持ってくれて、「お風呂は楽しくてご両親とふれ合える場なんだ」と思っていただくことで、苦手なことも克服できるのではないかなと思って、使っていただきたいと思います。

杉澤  苦手な物を克服する場合、あんまりあれもこれもやらない方が良いですか?

細川  そうですね。簡単なゲーム、例えば湯船に浸かるのが嫌な子に対してあれもこれもと言っても、ますます嫌いになっちゃいますので。ですので、簡単なゲームをしてみたらいかがでしょうという例をご紹介しますね。それは1~10まで英語で数えてみようということです。お風呂の中で、お子さんとやっていただくものです。

新美  お母さんも「湯船に浸かりなさい!」と怒るより、「英語で言ってから出ようか」と言うと気分が明るくなる気がしますね。

細川  そうですね。そのときの台詞が今モニターに映し出されている「Let’s count to 10 in get out」。10数えたら出ようねということで、英語の1~10までを紹介していきます。では数えてみましょう。

新美  では、私たちは子ども役で。

杉澤  はい分かりました。

細川  ではお願いします。Let’s count 10 and get out! one(お二人が続いてone) 、two(two)、 three(three)、 four(four)、 five(five)、 six(six)、 seven(seven)、 eight(eight)、 nine(nine)、 ten(ten) Good job!

新美  分かっているけど、楽しかったですね

細川  ではみなさん一緒に練習してみましょう。簡単なフレーズですけど、例えばthreeの「th」の音ですね。舌を歯と歯で挟む音。そしてfiveなどの「v」の音。前歯で下唇を軽く触れてvの音を出していく。こういったところを意識して、ぜひ一緒に言っていただければと思います。

新美  みなさん、準備は良いですか? Are you ready?

細川  Let’s count 10 and get out! one、 two、 three、 four、 five、 six、 seven、 eight、 nine、 ten great! Good job OK Let’s get out!

杉澤  ぜひやってみてくださいね。

細川  英語は接触する機会が多ければ多いほど子どもたちは英語を習得して参りますので。色々取り入れていただきたいのですが、一回で色んなことをやろうとすると、中盤やっぱり難しいですね。ですので、一度に色々なことをしようとは思わずに、短期間で英語に触れて終わりではなく、毎日少しずつでも継続してやるということが大事なポイントになります。今回紹介したようにお風呂のときだけという風に時間を区切るのも良いかもしれませんね。区切った時間に慣れてきたら、もう少し日常生活の中に英語を取り入れていただきたいと思います。
次に、日常生活の中で英語でお子さんに話しかけていただくということでご紹介いたしますね。普段、皆様がご自身のお子様に話しかける言葉というのは、無意識にお子様にとって理解しやすく、工夫された言葉になっています。お子様に対してお話するときと、大人に対してお話されるときって口調が違うと思います。それって無意識ですよね。

新美  やさしくなりますね。

杉澤  ゆっくり話しますね。

細川  ゆっくり語りかけたり、フレーズも短くなったりしていませんか? 明らかに大人に対する話し方とは違うと思います。こういう話し方というのを「母親言葉」と言います。無意識のうちにお子様に話しかけるやり方です。具体的に繰り返したり、短いフレーズで言っていたりということなのですが、この特徴を英語で話しかける際もぜひ意識していただきたいと思います。日本語で話しかけるときに無意識に出来ていることを英語でも取り入れていただきたいなと思います。例えば、指示語を使った英語遊び。「こうしてね」という指示を英語で言うことなのですが、例えばこういったものです。Stand up、Sit down。そして、we go。we goはどんな動作でしょう? それからTouch something blue! そうですね、何か青いものに触れてみてください。これで色を取り入れたりとか出来ますよね。

新美  色を使うと、お子さんは学びやすいですね。 日本語でもイエローなどと聞いているかもしれませんね。

細川  こうして知らず知らずに単語のバリエーションを身につけたりできます。またお家でスーパーのお買い物ごっこというものもできるかもしれませんね。「ごっご遊び」を幼児さんは好きだと思いますが、お家にある絵やおもちゃ、実物などをお買い物ごっことして英語で指示するゲームを取り入れてもらえたらと思います。そのときのフレーズはwhere is ~? どこにあるかな?と探してもらって、見つけたら褒めてあげて、Put ~in this basket 実際バスケットを用意していただいてもいいですし、入れようねという指示を与えてあげて、ごっご遊びをするのも効果的かと思います。

杉澤  やってみましょうか。

細川  はい。それではお家でのお買い物ごっこをしてみましょう。私が保護者役をするので、お子様役をお願いします。OK,Ai .Where is an apple?  Can you find an apple?

新美  あ、あった!

細川  Good! OK.Put an apple in this basket. Good job. Excellent! はい、ではやってみましょう。Where is a cucumber?

新美  cucumber!

細川  Oh,good Put a cucumber in this basket Thank you Good job. このようなものですね。ごっご遊びもそうですが、お片付けにも良いですね。床に散らかっているものを英語で指示してあげて、バスケットに入れてもらう。

新美  嫌々するのではなく、ゲーム感覚で、見つけた!というのが楽しいですね。

細川  そうですね。フレーズを言うだけではなくて、実際に探すふりをしたり、ジェスチャーを絡めてやったりするのもポイントになります。そのうち慣れてくると、英語のフレーズだけで自然に反応できるようになると思います。少し慣れてくると、お片付けも絡めて日常の中で取り入れていただくといいかなと思います。ここまでは様々な例をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

杉澤  お子さまたちがみなさん、静かですね。

細川  お行儀が良いですよね。

杉澤  お行儀が良いですよね。こういったイベントを時々するのですが、めったにないです。うろうろ走り回ったりするのが大半なのですが、今日はビックリしました。ところで、先ほど私はアクティブラーニングという言葉を使いましたけど、自主的、能動的に何かを始めるということはすごく大事ですよね。人に言われてやるのは嫌ですよね、大人でも、仕事でも。自分から楽しんでやることでいつの間にか身についていくと思います。さっきのバスケットに入れるごっご遊びや、湯船に入るのを嫌がるお子さんに対してお母さんやお父さんが一緒にカウントしようよと楽しく仕向けるというのが大事だと思います。

細川  はい。ありがとうございます。このようにご家庭でぜひ取り入れていただいて、お子様に英語に触れていただけたらと思います。最後に、これらの例を成功させる秘訣があります。キーワードでお伝えさせていただくと、お子様とのやり取りの中で、これでもか!と思うくらい褒めることです。褒めることはとても大切ですね。褒められると、どういう気持ちになりますか?

杉澤  うれしいですよね。褒めて伸ばす。叱って萎縮させて頑張らせるという教育もあると思うのですが、やはり褒めて伸ばすことが大事だと思います。何か一つできると、また新しいことにトライしてみようと思いますよね。そうやって経験が増えていくと、自分から進んで学ぶ子になると思います。

細川  そうですよね。大人でも褒められるとうれしいですよね。小さなお子様は褒められるとやる気や達成感、充実感につながっていくと思います。その体験を繰り返すことが学習の上でとっても大切ですよね。

杉澤  それから、今日はこういうイベントですので、ご夫婦間でもぜひ褒め合っていただきたいと思います。本当に大事です。一言、二言でも褒め合うというのは大事です。

新美  なるほど。なかなか意識しないとできないですよね。

細川  褒めるっていうのは、意識しないとできないかなと思います。今日は英語がテーマですので、やり取りする際に褒めるということをぜひ付け加えさせていただきたいのですが、褒め言葉を意識しないとという話が出ましたが、みなさん褒め言葉のレパートリーはいくつくらいお持ちですか? 今、少し考えていただきたいのですが、褒め言葉をいくつか思い浮かべてください。日本語で結構です。

新美  例えば「すごーい」とか。

杉澤  「やったね」。「よし!」

細川  たくさん出てきましたね。みなさん、いかがでしょう? 3つ以上思い付いたという方は? では5つ以上思い付きましたという方は?

杉澤  意外と出てこないかもしれないですね。ポジティブな言葉をイメージするのが良いですね。

細川  褒めるということを印象づけることが大切です。では、今日本語で考えていただきましたが、英語での褒め言葉をいくつか紹介させていただきますね。英語の褒め言葉の例として、例えば一般的なものではgood 、very good、 greatというのはよく使われますね。さらに強めの褒め言葉として、perfect、super、excellent、wonderfulというものがあります。

新美  wonderfulと言われるとうれしいですね。

細川  そうですよね。

杉澤  仕事でもperfectと完璧だねと言われるとうれしいですよね。

細川  あと、成果に対してということでgood jobとかwell doneという言い方もございます。

新美  よくできたねという感じですかね? 何かができたときに言ってあげるといいですか?

細川  そうですね。よくできたね~という感じです。また会話の正しさに関してということで、that’s rightというと行動が認められたという気持ちになるのではないかなと思います。ではこの褒め言葉を練習してみましょう。私の後にリピートしてください。Repeat after me、 good、 very good、 great、 perfect、super、excellent、wonderful、 good job、well done、that’s right。はい、良いですね。感情を込めて言っていただくというのもポイントかと思います。では今からスタッフが回りますので、英語で褒め言葉を言ってみていただきたいと思います。どれでも好きなものを、できたよというお子様に対して語りかけるような感じで褒め言葉を一つ言ってみてください。

杉澤  それでは私が子ども役をしますので。「ママ、これ出来たよ」

会場の女性  Good job

杉澤  ママ、これ作ったよ!

会場の女性  Excellent

細川  上手でしたね、感情がこもっていましたね。やっぱりポイントは、お子様に褒められたという気持ちを持ってもらえるように、しっかりとお子様の目を見て言うとか、感情を込めるということを意識して、色んなバリエーションで褒めてあげてほしいと思います。では本日ご紹介した例は難しいものではなく、ご家庭で簡単にできるもの、日本語では既に行われているものかもしれません。ただ遊んでいるということだけではなく、語りかけやコミュニケーションはすべてお子様の成長に関わっているということをご理解いただけましたでしょうか。日本語では知らず知らずのうちにやっていることを、英語を取り入れてやってみるということがポイントになりますので。すぐ取り入れられるものをご紹介いたしましたので、お家でもやっていただけたらと思います。

杉澤  今日は具体的な学び方もありましたが、これは勉強ではありません。楽しく家庭で遊びながら学んでいくということなのですが、お母さんやお父さんがお子さんに英単語を教えていくと、お母さんやお父さんはお子さんから学ぶことがきっとあると思います。物の見方や感性、ひょっとすると発音がなんて素晴らしいのだろうということもあるかもしれません。そうやって、家庭でみなさんで学び合いながら一緒に成長していくような、家庭内での英語学習が大事だと思いますので、ぜひ実践してみてください。

細川  ありがとうございます。本日のおさらいなのですが、お子様との日常で英語を使う際のキーワード3点です。保護者様も一緒に楽しく、遊びながら取り入れていただくこと。苦痛ではなく無理なくやっていただく、そしてコミュニケーションを取りながら行っていただくということと、毎日少しずつでも良いから取り入れることがポイントになります。英語、言葉というのは触れ合う量ですね。

杉澤  そうですね。英語は目的ではなく、手段です。意思を通じ合うということが非常に大事です。発音があまり良くないとか単語がわからないということでなかなか言葉が出てこないこともあると思いますが、大事なことは伝え合うこと、コミュニケーションですよね。

細川  はい。言葉は一日では完成しませんので。少しずつ毎日触れ合う、接触量が大事になります。それをお子様とコミュニケーションを取りながら取り入れていただきたいと思います。では本日のセミナーは以上になります。