広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

『働く』と『子育て』のこれからを考える

AIネイティブ世代の子育てを考える
〜今、親としてできることは?〜

AI時代に必要なのは好奇心と人間力

人工知能(AI)に職を奪われる時代がやってくる?——そんな「人間」対「AI」の構図が見え隠れするなか、これからの社会を生きていく子どもたちにはどんな力が必要になるのでしょう。関西の名門、灘中学校・灘高等学校の和田孫博校長と、SAPIX YOZEMI GROUPの髙宮敏郎さんが話し合いました。

まず会場の皆さんはAI時代の到来をどう感じているのでしょうか。「楽しみ」と答えた人の方が、「不安」と答えた人よりも多いことがわかりました。司会を務めた『AERA』の片桐圭子編集長は「皆さんとてもプラス思考ですね。私、とても不安です(笑)」。

司会を務めた『AERA』の片桐圭子編集長

髙宮さんは「生まれたときから身の回りにAIがある世代は、AIから提案されたものを選ぶ機会が増えるため、自分で探す力が身につかなくなるのではと心配する声もあります。一方で、世の中を変える革新的なサービスを考え出した人たちは、大学時代に新しい技術と出合ったケースが多いのも事実。柔軟な発想ができる時期に先進的なものに触れることで、将来まったく新しいものを生み出す可能性があるのです」と分析する。

「時代は変わっても、教育の本質は変わらないはず」と髙宮さん

実際にアメリカでは、公立学校でも昼休みにロボットが動いていたり、ドローンが飛んでいたりというのが当たり前になりつつあると和田校長。「日本でも時代に取り残されない教育改革が必要です。技術が高度化すればするほど、人間にしかできないことも出てきます。例えば医療の現場で、診断や手術はAIでできても、患者さんの気持ちに寄り添っていくのは難しいでしょう。これからは、コミュニケーション能力や適性がこれまで以上に求められると思います」

「技術に職を奪われるという不安は、いまに始まったことではない」という和田校長

さらに和田校長は、「人口が多いときは競い合うことで成長してきましたが、人口が減るこれからは、人と人、人とAIが支え合うことでより良い未来が作られていくでしょう」と予測。髙宮さんも「包丁が危ないから取り上げるのではなく、正しい使い方を教えるのと同じです。大切なのは依存しすぎないこと。メリット・デメリットを理解したうえで伸びていける人が、これからの社会を担っていくと信じています」。

会場の参加者には、AI時代の到来に前向きな人が多かった
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