子育てと住宅ローン選び
子育て世帯に優しい住宅ローン
【フラット35】のメニューを知ろう
協力:住宅金融支援機構住宅取得のタイミングは? 住宅の価格が下がるのを待つと、住宅ローンの金利はどうなるの? など、住宅取得に疑問がいっぱいの子育て中の世帯に向けて、ファイナンシャルプランナーの和泉昭子さんと住宅金融支援機構の髙山慎吾さんの対談が行われました。進行は、子育て経験もあるフリーアナウンサーの木佐彩子さんです。

住宅購入という現実問題がテーマとあって、夫婦で熱心に聞く参加者も
「今は分譲マンションも土地も高い」という木佐さんに、和泉さんは、「時期を待っていても、急には下がらないかもしれない」と見込みを示し、「待っているうちに子どもの大切な時期を逃してしまうかも」と、子育て世帯特有の悩みに言及します。住宅は投資物件とは違うので、子どもの成長や学校に通う距離なども考えて選ぶもの。「価格が下がったから」ではなく、将来も価値が下がらないような立地の物件を探すことを勧めます。会場を埋めた親子連れは真剣な面持ち。

「中古物件を直して住む人が増えているんですね」と木佐さん
和泉さんは、現在、近年まれにみる低金利が続いていることから、資金受取時の金利がずっと適用される全期間固定金利の住宅ローンを推奨。住宅金融支援機構の髙山さんから「【フラット35】子育て支援型」が説明されました。これは、民間金融機関と住宅金融支援機構が連携して提供する【フラット35】の金利を、借入当初の5年間、年0.25%引き下げるもの。子育て支援に積極的な地方公共団体の補助金交付などとセットで実現する制度です。

和泉昭子さんは「すまい給付金もぜひチェックして」とコメント
また、地方移住などを支援する【フラット35】地域活性化型、中古住宅の活用・流通を支援する【フラット35(リフォーム一体型)】、【フラット35】リノベと、住み方の選択を後押しするローンの種類が示されました。「子育てしながら中古住宅を買うのが得ですね!」と、木佐さんは目を見張ります。

「ライフプランに合うメニューを見つけてください」と呼びかける髙山慎吾さん
さらに、【フラット35】は、夫婦で申し込んだ場合に団体信用生命保険「デュエット(夫婦連生団信)」に加入できるため、どちらかに万一のことがあっても、残された方の債務返済が不要になると解説されると、和泉さんも「それは安心」と納得。【フラット35】のメリットを改めて確認することができました。
【フラット35】子育て支援型
協賛:住宅金融支援機構

大人は「子育て支援型」の文字に興味、子どもは風船に興味

【フラット35】の仕組みについて、スタッフが丁寧に解説します
子どもが生まれた、幼稚園に入ったなどの家族のライフイベントは、家の購入や住み替えを考えるきっかけにもなります。「もっと先かな」と考えていても、若い子育て世帯などを対象に、金利が引き下げられる住宅ローンがあることを知ると、マイホーム取得がぐっと現実的になるのではないでしょうか。
住宅金融支援機構のブースでは、同機構と民間の金融機関が提携して提供する最長35年全期間固定金利の住宅ローン【フラット35】について、資料を用意し、スタッフが住宅ローンについての相談に応じました。【フラット35】子育て支援型は、地方公共団体による補助金交付などの財政的支援とセットで、子育て世帯を金利引き下げで応援する住宅ローン。早速説明を受けていたパパに感想を聞くと、「ちょうど住宅購入を考えているんです。今3歳のこの子が、今後いい教育が受けられるような地域に引っ越そうかなと。【フラット35】というのがあるのは知っていましたが、詳しく説明していただいてよかったです」とにこやかに答えてくれました。