観光庁が2月末に公表した2017年宿泊旅行統計調査(速報値)によると、同年の青森県の外国人延べ宿泊者数は過去最高の約23万9千人を記録し、初めて東北6県で最多になった。伸び率は66.55%に上り、こちらは全国トップだった。県は、青森空港発着の国際線の充実に加え、北海道新幹線開業により北海道と組み合わせた旅行先となっていることが要因だと分析している。

 青森県の外国人延べ宿泊者数(従業員10人以上の施設)は、前年比9万5560人増の23万9150人で、東北6県では2位の宮城県を6840人上回って初めて1位となった。東日本大震災前の10年と比べると、青森県は404.7%と大幅に増加。東北6県では唯一、全国平均(275.9%)を上回った。

 国、地域別では、台湾が7万8420人で最も多かった。次いで中国が6万2990人で、昨年5月に中国・天津―青森間の定期便が就航したことなどにより269.7%増の大幅増となった。以降、韓国2万9910人、アメリカ2万10人、香港1万6560人が続いた。