電車内に防犯カメラを設置する動きが広がっている。東京では5月、山手線での運用がスタート。埼玉県内でも鉄道4社が設置済みだ。導入の主な理由は「犯罪抑止」。だが乗客からその効果はわかりにくく「常時監視」の違和感はぬぐい切れていない。

 埼玉新都市交通(ニューシャトル)は先月6日、運行するすべての電車(6両編成)に防犯カメラを導入した。1両目と6両目の天井に、常時録画できる全方位型を各1台ずつ設置。2020年3月までには2~5両目にも設置する予定という。

 県内を走る鉄道7社中、導入は今回で4社目だ。皮切りは02年導入の西武鉄道で、ワンマン運転の秩父線(4両編成)の各車両に2台ずつ設置した。09年にはJR東日本が痴漢被害が多いとされた埼京線で一番端の車両にのみ4台を設置。今月から京浜東北線に試験導入する。昨年は東武鉄道が一部の特急電車(3両編成)に2台ずつ設置した。