ソチ冬季五輪男子フィギュアスケートで銅メダルを獲得したカザフスタンのデニス・テン選手(25)が殺害されたことを受け、在日カザフスタン大使館(東京都港区麻布台1丁目)は20日、館内にテン選手を悼む献花台を設けた。多くのファンらが列をつくり、涙をぬぐって花を手向けた。

 テン選手は19日、同国の最大都市アルマトイの路上で強盗犯に刺殺された。同大使館は日本にも多くのファンがいることから献花台の設置を決めた。仕事帰りに訪れた会社員の若杉恭子さん(49)は「最後のお別れに来ました。今も信じられない。才能にあふれ、ファンに『殿下』の愛称で親しまれた人。本当に残念です」と悼んだ。

 大使館は21日以降も弔問を受け付けるという。