気象庁は6日午前5時すぎ、緊急の記者会見を開いた。同庁によると、北海道で最大震度6強を観測したのは、機械の自動観測により現在の震度階級に改定された1996年4月以降では初めて。

 胆振地方中東部では、この地震以降も6日午前7時すぎまでに最大震度4の地震が2度発生するなど、地震が続いている。同庁地震津波監視課の松森敏幸課長は会見で、今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意が必要だとし、「傾いた家屋に物を取りに行ったり、崖崩れが起きた場所に近づいたりしないようお願いしたい」と呼びかけた。

地震で山肌が崩れ、土砂に巻き込まれた住宅=2018年9月6日午前7時42分、北海道厚真町、朝日新聞社機から、山本壮一郎撮影

 震央から約10キロ西には、南北に走る石狩低地東縁断層帯があるが、同庁は今回の地震との関連性は不明としている。政府の地震調査研究推進本部の想定では、この断層帯では今後30年以内の大規模地震発生確率は、主部でほぼ0%、南部で0・2%以下とされていた。松森課長は「可能性が低い地域を含めて日本各地で今回のような地震が起きてもおかしくない。家具の固定など日頃から十分気をつけてほしい」とした。