体操女子の宮川紗江選手が日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と夫の光男副会長からパワーハラスメントを受けたと訴えた問題で、協会は10日、塚原夫妻の職務を一時的に停止することを決めた。第三者委員会の調査報告が出て協会の理事会が結論を下すまでの措置だが、夫妻は一貫してパワハラをしたという認識はないと主張しており、早期決着は見込めない。

 塚原夫妻は9日、宮川選手が記者会見でパワハラを訴えて以降に取材を申し込んだ新聞・通信各社の取材に応じた。8月31日の声明文で、指摘された一部の発言自体は認めつつパワハラではなかったと主張したが、この日も宮川選手の練習環境などをおもんぱかった言動だったと強調した。